ベルテックスシーズンレビュー 前編:前途洋々の船出 | K's blog

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また、駿府大学駅伝部ならびに駿府大学付属高校野球部・サッカー部の広報活動を行っています。

新型コロナウイルスの影響で第22節以降の残り試合全てが中止となり、シーズンが突如終了してしまったベルテックス。

新加入選手もおり、さあここから反撃を!というところでのシーズン終了は非常に残念です。

とはいえ、健康が一番大切なのは言うまでもありません。

是非、「3つの密」を避け感染リスクを回避する行動を取っていきましょう。

 

さて、記念すべきデビューシーズンは不完全燃焼に終わってしまったが、このシーズンがどういうものだったのか。

前編は開幕から第9節(11/16豊田合成戦・清水総合)までを振り返りたいと思います。

(尚、内容は以前別の私のブログで掲載したものを加筆・文体の修正をしたものとなるので、どっかで読んだぞという方はすみません。)

 

開幕戦となったアイシンAW安城戦は大量ビハインドから猛烈な追い上げを見せたものの惜しくも敗北を喫したが、続く二戦目にして記念すべきB3リーグ初勝利を挙げたベルテックス。

続く金沢でのアウエーゲームも連勝し上々のスタートを切りました。

 

その原動力は、昨シーズンのリーグベスト5でアシスト王とリバウンド王のタイトルを獲得したブライアン・ヴォールケルでした。

とにかくリバウンドを取ってくれるので、相手のリングを外したボールはかなりの確率でマイボールになりそこから攻撃が始められるという安心感がありましたし、オフェンス時もオフェンスリバウンドが期待できるため、味方シューターにとって心理的な大きなプラスにもなっていたのではないかと思います。

また時折見せる自陣からのロングパスも威力抜群で、個人的には密かに彼の遠投を見るのを楽しみにしていました。

 

また、若干その影に隠れることもあったがローション・プリンスの活躍も大きかったと思っています。

静岡の攻撃の要は間違いなく彼でした。FTの精度が大きな課題のチームにおいて、約75%の成功率をマークしていて、数少ない安心してFTを見ていられる選手でもありました。

 

その後は選手会長・大石慎之介の怪我や台風による試合延期(代替試合は3/4水 V.S.埼玉ブロンコス・志木市民体育館)などのアクシデントもあったが、ふたりの外国人と大澤キャプテン、新進気鋭のシューター近藤崚太らを軸に健闘し、第8節鹿児島戦終了時には7勝6敗と上位を伺える位置につけていました。

 

そして迎えた第9節・豊田合成戦。

この週の12日に新外国人選手としてムッサ・ダマの加入が発表されます。

チーム最長身の207cmを誇るベナン共和国出身の彼は、加入から数日で衝撃のデビューを飾りました。27得点に15リバウンドの活躍を見せ、強豪豊田合成を88-69の大差で破る勝利に貢献。尚、この試合の彼のFT成功率は驚異の96.2%(25/26)。大活躍でした。

ただ、その価値ある勝利の中、背番号33が少しいつもより小さく見えたのが気になったのでした・・・。

 

(後編につづく)