スコア的には1-3の大敗でしたが、やっているサッカーの質はそこまで差はなかったのではないかと思います。
しかしそれでも勝ちきれるかどうかという差は如実に結果に反映されたということは覚えておかなくてはならないでしょう。
振り返るにあたりまずはスタメン

大方の予想通りの布陣でした。
前半開始直後は鹿島ペースも、徐々に主導権を握れるようになり19分。河井のキーパーが触れるかどうかという絶妙なCKからこぼれたところを翔さんがヒールで流し込み先制!
完全に左右のCKを任されるようになった河井のプレースキックの精度はなかなかのものだと思います。またこの後もショートコーナーを使い、単純に放り込むだけでなく工夫が見えたのも良い点でしょう。
先制後もセカンドボールを集中してことごとく回収して攻撃に転換してペースを握りこのまま前半が過ぎるかな・・・と考え出したところで、カウンターを喰らいフリーのジュニーニョに決められ失点。
この失点は名古屋戦の1失点目と似ていると思います。相手の3人目までケアしきれずにフリーにしてしまい、ズドンとやられるという点は本当はこちらがやりたい攻撃なんですが。
後半もボールの回収はできるのですが、これも名古屋戦と同じでロングボールの多用。
奪ったらとりあえずバレーさんか翔さんにポンと放り込んであとは行ってこい的な感じでシャドーからのサポートがなかなかありませんでした。これでは2人の個人技でしか点は取れません。得点のニオイが無くなってしまった残念な後半でした。
そして引き分けがチラつき出した80分。キャプテン浩太がゴールラインスレスレで素晴らしいクリア!チームを救ったキャプテンが手を叩き、仲間を鼓舞している姿を見て、集中してこのあとのCKを守ってカウンターいけるかも!というところでなんと青木に決められ1-2。あのクリアで流れが来てくれるかなと思ったりもしただけにダメージの大きい失点でした・・・。
青木についていたのは翔さんだったと思います。この大事な時間帯にマークを容易に外されての失点は正直がっかりしました。高さで競り負けての失点ならばそれは仕方ないか・・・とあきらめも付くのですがマークミスというのはなんとも残念でした。
名古屋戦も失点は89分。サッカーで一番キツイと言われる時間帯での集中力を欠いた失点が続いているということは即刻改善すべき点でしょう。
ここをしっかりしないと降格さえあると思います。危機感を持つ必要があるでしょう。
その後、前がかりになったところを84分野沢に決められ1-3。
石毛、村田を交代起用するも時すでに遅し。
またバレーさんに替えてトシを投入し、バレーさんは今季初の途中交代。
今日はいつもよりチェックにいっていたと思います。流石にまったくCFが追わないと後ろが困ってしまうでしょうから改善したのでしょう。その分スタミナ切れが早くなるリスクもありますが、そのときは翔さん1トップで誰かをトップ下にという布陣に変更するのがベストでしょうか。瀬沼・白崎が1トップ起用できるといいのですがまだ時期尚早かもしれません。
名古屋戦から確かに進歩はしていました。
しかしまだまだ進歩しなければならない点は多々ありました。
できたことはできたこと、できなかったことはできなかったこととして整理をして次に臨んで欲しいと思います。
次節まであと2日。時間がない中、スタッフ・選手ともに短い時間ですが改善できることに着手して、ホームでいいサッカーを見せて欲しいと思います!

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