かつて伝説の一試合6ゴールを打ちたてJに旋風を巻き起こしたバレーさん。
その後中東に移籍していましたが、昨年末エスパルスへの加入が発表されました。
甲府などのチームからオファーを受けていた模様ですが、日本有数のサッカー処である清水への加入を決めてくれました。
金銭的にはあまり魅力的な条件を提示できなかったエスパルスを選んでくれたことはとても嬉しいことです。日本でプレー経験があり、勿論日本平でエスパルスと対戦したこともあり雰囲気を知っているということが大きかったのかもしれません。
PSMや開幕当初は守備崩壊にバレーさんにボールが収まないという現象が生じ、バレーさん獲得はどうだったのか・・・という雰囲気になっていました。本人は名言はしていなかったものの明らかにコンディションは上がっておらず、中東とは異なる日本のプレスの速さや練習量にアジャストできていない様子が見て取れました。
しかし百戦錬磨のベテランはだんだんと調子を挙げ、鳥栖戦で待望の日本復帰後初ゴールを挙げチームの初勝利をもたらすと、浦和戦では河井のパスに反応し森脇に競り勝ち見事にゴールを決め本来の力を見せつけました。
浦和戦のゴールもそうですが、ナビスコ予選・大宮戦での1ゴール目の独走ゴールは流石のプレーでした。ダイナマイトストライカーの実力の凄さを示すスーパーゴールだと思います。
ただ今季は既に警告4枚で仙台戦では出場停止を食らってしまいました。
FWの選手としては警告が多いのが気がかりです。(FC東京戦の警告はなぜ出たのかわかりませんでしたが)
バレーさん頼みのサッカーからの脱却を強制的にさせられた仙台戦は采配勝ちでしたが、今後相手が対策を練ってきた際にはやはり個の力がモノを言うことが多々あるでしょう。
そこでバレーさん不在となると戦力ダウンは否めません。おそらく今後は判定基準にアジャストしてくると思いますが、つぎ累積4枚になると2試合停止になってしまうのが怖いですね。
陽気な性格でチームを明るくしてくれるベテラン・バレーさん。
これからのゴール量産に期待しています!
ちなみにバレーとは、バレーボールではなくてこどもの頃飲んでいたジュース(バレーコーラ)の名前からついたあだ名とのことです。へ~。