ザ・ウォーニングのメンバーの音楽性に影響を与えたアルバム10選から、
その続きを。
今回は6枚目からですが、
以降日本ではあまり知られていないバンドが多くなります。
6. Eruca Sativa(エルカ・サティバ)
Barro y Fauna(泥とファウナ(動物相))
(2016年11月25日発売)
私達の友人であることを別としても、
このアルバムを作ったバンドは信じられないくらい素晴らしいミュージシャンの集まりです。
彼らは私達のバンドを進化させてくれました。
ステージ上の彼らを観る事で多くのインスピレーションを私達に与えてくれましたし、
何よりもまず音楽を楽しむ、という彼らのアティチュードが私達の成長を促してくれました。
彼らの音楽はこれまでの物の考え方を吹き飛ばしてくれました。
私達の内にある様々なものや、これから私達が探求したいと考えていた様々な道筋に私達を導いてくれたのです。
日本ではあまり馴染みの無いバンドと思われ、
個人的にもこれ迄全く知らなかったバンド、
エルカ・サティバ。
エルカ・サティバとはサラダ🥗で使われる、
ゴマのような風味の葉っぱ、
あのルッコラのことだそうです。
こちらルッコラの種の袋
[学名]Eruca Sativa
⬇️と書いてますね
カルシウム・鉄分・ビタミンC・ビタミンEが豊富で、
ビタミンCはホウレン草の2倍、
辛味成分のアリルイソチオシアネートは抗酸化作用や肌を美しく保つ効果がある、
正に美肌の為の食べ物らしいです。
何回か家庭菜園で作ったことありますけど、
ベランダのプランターで簡単に出来ます。
夏場だと1ヶ月くらいで収穫できます。
室内で水耕栽培もできるようですよ。
おっと完全に本題からズレました。
エルカ・サティバは2007年結成、アルゼンチン🇦🇷のオルタナティヴ・ロック・バンド。
ザ・ウォーニングと同じギター、ベース、ドラムの3ピース。
ギターがメインボーカル担当という、ザ・ウォーニングによく似た組み合わせ。
ザ・ウォーニングの三姉妹がバンドを組んだ際に
同じスペイン🇪🇸語圏の身近で模範になるバンドだったろうことは想像に値します。
Eruca Sativa
左から
ベースのブレンダ、ギター/ボーカルのルーラ、ドラムのガブリエル
ルーラ(Lula Bertoldi)とベースのブレンダ(Brenda Martin)が女性。
ドラムのガブリエル(Gabriel Pedernera)が男性。
メインソングライトはルーラが担当してるそう。
影響されたバンドは、
プライマス、システム・オブ・ザ・ダウン、
レイジ・アゲンスト・ザ・マシーン、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
だそうです。
セカンドアルバムで最も有名なのはこちら、
「ナダ・サルベージ」という曲。
Nada Salvaje
ナダ・サルベージ
あなたの反応に愛は無かった
粗暴でもないし オリジナルなものでもない
都会の通過儀礼特有の冷たさなのかも
そのことが あなたを私から遠ざけてしまう
私はあなたの目覚めを信じている
※
もう誰も私を待っていない
ガラスの上 残るあなたの足跡
輝いていたもの全てが 再び輝くとは限らない
※※
フィクション
あなたの病気にとっては甘い蜜
永遠のループの中にある人生
あなたはそのまま止めてしまうだろう
微妙な愛のテキストのような繋がりを
私はいつも 決して信じない
※繰り返し
※※繰り返し
私達ふたり そこにいる
とても近くて遠い ガラスの向こうで
いつでもあなたを待っている
私を見て
そしてこれ以上何もないと知ったとき
私達は叫ぶだろう
音は確かにプライマスの影響があるなと。
好きなバンドでわかるように、ニュー・ロック/ミクスチャー系、
かつ社会矛盾に切り込む詞、といったバンドの持つアティテュードが
ザ・ウォーニングにも引き継がれているな、と感じます。
あくまで推測ですが
ダニーのプレイ・スタイルは、
結構エルカ・サティバギターのルーラからかなり影響うけてるかも。
書けなくなったので
次のブログに続きます。