初めてのパリ旅行・・・・・まず、市内観光が終わると、まずレストラン探しから始まります。現在では、小さく気軽に入れるカフェレストランが「ビストロ」それより大きなカフェレストランが「ブラッスリー」となっていますが、他にもいろいろな名称があります。
まずは 一流レストラン Restaurant, そして ブラッスリー Brasserie(もともとビールを提供できる店)、ビストロ Bistrot, Bistro (大衆食堂)、カフエ Café 、パブ Pub,バー BAR、カバレCabaret などなど・・・・但し、ビストロとブラッスリーの区別のない地区もあります。
余談ですが、最近、日本ではバル(スペイン語BAR バルと呼ぶ)という名前のレストランが東京、大阪など大都市に流行していますね。
朝はCOFFEE、夜はお酒が呑める、カフェと居酒屋が一緒になったようなスペイン風・イタリア風のお店のようです。スペイン語バル、イタリア語バール、英語 BAR バー・・・呼び方が異なりますが・・・
パリの Mixime‘s レストラン試食を体験して帰国、その翌年、南米アルゼンチンに出張した際に、お客様から、“スカイさん、あの街角にたくさん書いてある「たべるな」看板は日本語みたいで面白いですね” “なんの意味ですか?” と聞かれて、その質問に答えられなくて恥をカキマシタ。(実は初めて旅行だったのです・・・)
その意味は、イタリア語の タベルナ TAVERNA 「大衆食堂」の意味だったのです。 移民国アメリカでも、地方によってはタバーンTAVERNと書きますが同じく居酒屋の意味です。 ニッポン式の発音では、「タベルナ」「タベルン」と発音するのが普通のようなので・・・・タバーナ、タバーン とは発音しませんよね・・・やっとたどり着いたレストランで、“タベルナ” と云われれば(腹が空いていたら)・・・・“やかましい!食べさせろ!” というのが自然のセリフでしょう・・・
「大航海時代」の後、多くのスペイン人、イタリア人、ギリシア人が南米に移住をしました。 多民族が住む国では、それぞれのふるさとの言葉を懐かしく使います。居酒屋 を指す言葉は イタリア語 タベルナ TAVERNA, スペイン語 TAVERN, ギリシア語、タベルナΤαβερυα、英語 パブリック・ハウスpublic house(パブ
)、フランス語ではカバレcabaretなどなど、看板の書き方はいろいろです。 シドニーでは TAVERNA の看板が多いのはイタリア人が多いからかも?
トラットリア Trattoria とは「小規模イタリア料理店」とい意味です。 日本ではそんなことなく「気軽なレストラン」となっていますが・・・
トラットリアとは「冷凍の素材」を使うレストランという意味もあります。 一方、リストランテは冷凍品を使わずに、純正素材を使っての「正統料理店」という意味を持っています。
それぞれが、政府からの許可制になっていて、リストランテでは「冷凍品」を使うことが出来ない一流のレストランという意味です。
つい50年程前迄、食品を冷凍するという技術がない時代の法律なので、そういう区別をしていました・・・・
日本は国からこのような明快な区別指導がないので「自由表現」となっていて、例え一流料理店でも「冷凍素材食品」はまかり通っています。
なぜかと云えば、最近では、冷凍の技術が飛躍的に進歩しているので、新鮮素材に負けない程、冷凍品の味が進歩しているからです。
流通システムが構築されていない地域では、冷凍品の方が新鮮品よりすぐれた素材を提供できる時代となったので、この区別も何れ自然消滅するでしょう。
Taverna [タベルナ]とはイタリア語で食堂を意味します。
カタカナでタベルナと書くと、日本ではレストランの名前にはあり得ない表現に感じてしまいますが、「堅苦しさのない気軽な雰囲気で楽しめる食堂」のことを、イタリアでは「タベルナ」と呼んでいます。(対して、ちょっと高級なレストランは 「Ristorante リストランテ」と呼ばれます。)
イタリア料理を食べに行くと、リストランテ Ristorante、トラットリア Trattoria(小規模イタリア料理店)、タベルナTaverna(小さいイタリア料理店)、クッチーナCucina(元台所の意味) などの冠詞が店名の前後についています。 日本人からみれば、少しややこしいですかね??