タベルナと言われると、余計に食べたくなります。 その3 | SKYのブログ

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オーストラリア、シドニーから

日本で和食 と云えば、茶事の茶席で食べる「懐石料理」、江戸時代の俳諧の席などで食事をたのしむ 寄り合いの席の料理を「会席料理」, 野菜、海藻などの植物性食品を主に調理する仏教の影響を強く受けた「精進料理」を指しますが、江戸時代以降、外来の食材も日本流儀で取り入れて、和食のレパートリーは進化しました。

現在、和食のレシピだけでも、約8000 種類以上あるそうですネ。

そして、食事内容を表現する日本のレストラン看板ではどうでしょうか? 日本もまけていませんよ! いや、いや、欧米諸国よりもはるかに多種多様のお店があります。 日本を訪問する観光客はこんなに趣向を凝らした食文化を想像できるでしょうか?

見覚えのある・・・・・食堂、すし屋、めしや、居酒屋、呑み屋、大衆食堂、深夜食堂、トラック食堂、民宿食堂、もつ鍋、レトロ食堂、そば屋、ラーメン屋、うどん屋、お茶屋屋、 やきとり屋、おでん屋 などなど・・・・

外国人がレストランの店名を読むと「意味不明」の店が沢山あります。 

日本人は言葉が豊富なので、下記店の区別は簡単に理解できますが、日本に来る外国人旅行者はこれらの看板を見てどう判断するでしょうか?

日本に長年住んでいるベテラン外国人でも、これらを区別できる人はまれでしょう。 それは、我々日本人が外国旅行しても同じことです。

食に関するユネスコ無形文化遺産では「フランスの美食術」、「スペイン・イタリア・ギリシャ・モロッコ4カ国の地中海料理」、「メキシコの伝統料理」、「トルコの麦がゆ料理」

などの食文化が社会的慣習として登録されておりますが、一昨年暮れに登録された、日本の「和食」で世界5例目となります。

“ 寿司?天ぷら? 和食の何が文化遺産に登録されたの?” との問い、素朴なギモンには?

「無形文化遺産」というのは、「芸能や伝統工芸技術などの形のない文化であって、土地の歴史や生活風習などと密接に関わっているもの」との補足説明があります。

遺産に登録されるのは、あくまで「文化」であって、「寿司」とか「天ぷら」とか「鯖の味噌煮」とか「キンキの煮付け」とか、料理そのものを指すものではありません。

「世界遺産登録」を説明するのに、新聞などで「和食:日本人の伝統的な食文化」と文化面を強調 して表記されるのはそのためです。

1)新鮮な食材と素材の味わい
2)バランスがよい健康的な食生活
3)自然の美しさの表現がある
4)年中行事との関わりがある

・・・・・・なるほど、「海の幸、山の幸」と呼ばれる多様な食材があって、しかも脂肪分が少ないヘルシー食品ばかりが「和食」の総称のように実感できます。「なぜ、和食としたのか!」・・・・ ダメ押しをお見せしましょう。

すっぽん料理、ホルモン料理、高知皿鉢料理、てんぷら料理、牛丼、鉄板焼き、馬肉料理、郷土料理・・・・・和食の多様なジャンルは世界一を誇ります・・・・この看板を見て、即座に食事内容を理解できるのは、相当日本語に強い外国人でしょう・・・・スゴイ!

「レトロ食堂」「くじら料理店」「深夜食堂」「トラック食堂」など耳慣れしないレストランも登場しますが・・・これら特殊なレストランを除くと、ほとんどの人がこれらのレストランで食事をしたことがあるのでは? 日本にはホントーに幅広いチョイスがありますネ。

シドニーでの和食ブームは、寿司屋(Sushi, ラーメン屋、 うどん屋、そば屋、しゃぶしゃぶ店(または和牛店)の5種類ですが韓国系、中國系が

70%、日本人が経営している店はわずか30%しかありません。 恐るべきKorean, Chinese Power です。 彼らには日本人よりパイオニア魂があります。 しかしながら、物真似はものまね、日本で食べる味とはかなり異なる店が多いので、和食系統の看板を見てもその経営者がどちらなのか考えないとあとで後悔する事になります。

しかしながら、やはり和食は日本で食べるのが最高。世界200カ国の中でも食文化水準は日本がトップ3でしょう。

フランス、イタリアの次? いやいや もしかしたら 日本がグルメナンバーワンかも?