安心と安全を求めて 日本を渡航先に選択急増中
5~6年程前は、中国からオーストラリアへの観光客の数字は毎年2ケタの伸びを示していたのですが、最近やや伸びが落ち込みました。
その原因は、比較的安全な国「Japan」のイメージが次第に人気をよび
中国大陸からの訪日客が 徐々に増えはじめたからです。
航空機で10時間以上も飛行する南半球の豪州、ニュージーランドよりも、わずか3時間程度で旅行できる隣国に注目しはじめたのです。
今年、2014年3月は個人旅行や団体旅行で18万4200人の中国人が日本を訪れ、この数字は、前年同月比で80.1%の増加です。
日本政府観光局(JNTO)は、訪日旅行客数を押し上げた3大要因として、「桜の時期を狙った効果的なプロモーション」「上海発のクルーズの増加」
「円安傾向によるショッピングの割安感」を挙げています。
東京、京都、大阪以外の地方都市でも、日本の各地はそれぞれの郷土色が豊かで “おもてなしの心” があるというのです。
マレーシアは民間航空機が失踪したり、ロシア派により撃墜されたり・・・・韓国も船が沈没、列車が衝突して印象が悪い。
南シナ海では、中国船とベトナム船が海底資源採掘の利権争いの最中、 南沙諸島をめぐっては、ベトナム以外に、フィリッピン、台湾、マレーシア、
ブルネイが中国と境界線争い、さらにインドとはカシミール地方。ブータンとは国境線をめぐる対立もあります。
タイはデモで政情が不安定、フィリピンは領土問題がこじれているし、台湾は学生が立法院を占拠して大陸への感情が悪化している。
だが、中国人が日本を選ぶ要因はこれだけではありません。 なによりも、日本は物価安定、治安も良好、選択肢の多い “和食” はどれもおいしい。
今、中国人がアジアを旅行しようとしたら行先は日本しかないらしい・・・という極端な話まであります・・・
日本と中国は尖閣諸島問題で緊張が高まっていますが、日本人は中国人旅行者を比較的温かく歓待するので、中国からの訪日客が増加する一因ともなっています。
(但し、地震、台風、猛暑などマイナス面もありますが、中国人にとって春、秋の観光シーズンの魅力は捨てがたいものがあります、冬の日本も魅力的なのです)
同時にそれは、中国人を取り巻くアジアの環境が変化してきていることの表れとも言えるでしょう。 戦争が勃発すれば「観光業」そくつぶれます。
アジアでは今、中国人が巻き込まれる物騒な事件が相次いでいるので、何かにつけても「安全」が売り物の観光業では「平和」・・・・平和を心から望んでいます。