イギリスには国民性の固定観念を盛り込んだ「天国と地獄」というギャグがあります「天国では、イギリス人が警察官、フランス人が料理人、イタリア人が愛人…(中略) 地獄では、ドイツ人が警察官、イギリス人が料理人、スイス人が愛人…」というもの。
「イギリス人が料理人であれば地獄 」・・・・・とうことは、「どうしようもない、まずい・・・」という意味でしょう。
南米チリ原産のジャガイモがイギリス、イタリア、オランダ、ドイツ、スイスなど欧州に広がったのは江戸時代、1600年頃(関ヶ原の戦い)・・・・今から約400年前です。それまで、ヨーロッパ人は何を食べて生きていたのか? きっと野菜不足であったことでしょう!
なぜ、英国には自国の料理で自慢できるものはないのでしょうか? 強いて言えば「ロンドンの名物料理、ローストビーフ」・・・・これは最高に美味しいと評判ですが・・・
それと、ベニソン(鹿の肉)イギリスの王様の好物が一般庶民に広がったとのことですが、残念ながらこれ以外特筆すべき料理メニューは思いつきません。
英国、オーストラリア、ニュージーランド共に台所流し台 (SINK) がすっごく小っちゃい、驚く程底も浅くて狭い・・・・まな板も日本の半分以下のサイズ・・・・ということは「基本的には料理は余りしない」がほぼ正解アタリなのです。そうです! 英国系オージーの奥さんは手の込んだ料理が苦手です。 一番得意なのは電子レンジ(マイクロウエーブ Microwave oven )を使った料理です。
即ち冷凍食品を買ってきて 「チーン~!」としたら出来上がり。簡単です。 次に得意なのはグリルで魚・肉を焼く。 素材を100%活かした料理です。
3番目に得意なのは なんでもフライパンを使って炒めます。 そんな訳にてまな板は殆んど使いません。「英国レストラン」が世界に無いのと同じで「豪州レストラン」はありません。 しいて言えば、肉、魚などを焼く「BBQレストラン」「Fish & Chips」です。 和食(UNESCO無形文化財)のように器に配慮して盛り付けを楽しむといった繊細な食文化はありません。
日本の女性は “料理上手、性格もおだやか、中国人、韓国人と異なり かかあ天下でない” と広く知れ渡っています。
ワーキングホリディーで1年間の期限付きで来る日本人女性は注目されて、羨望の的、多くの女性がオージーの男性に言い寄られて結婚しています。
失礼ながら顔は少々ブスでも、太っちょでも日本人の女性はモテモテなのです。(これはホントーの話なのです・・・・)
豪州の義務教育では生徒は世界7カ国の内ひとつの第2外国を選択しなくてはなりませんが、日本語の希望者が一番多いのです。 言葉を通して日本の文化も同時に学習する機会に “やまとなでしこ” などという言葉を知り、日本の女性のやさしさ、優雅さに興味を抱くようになるのです。
日本で家庭内暴力(DV)と云えば、亭主が妻に暴力を加えるというのが一般的ですが、この地オーストラリアでは、逆の事件も多々発生しています。
NSW州「犯罪統計局」によると、家庭内暴力関連の暴行容疑で 妻が逮捕される件数が急増しており、妻が夫に対して暴力的になっていることが報道されています。
亭主が妻の暴力で足腰を蹴られたり、首を絞められたり、平手打ちをくらったり、熱湯を掛けられたり虐待されています。
なにしろ体重100kg、ヘビー級の奥さんが多いので、亭主も力で負ける場合もあるのです。 男性は恥なので長年黙っているケースが多いそうな。
紳士の国、英国は年中ドン曇りの空でうっとうしい空。 こちらでは気候のせいか英国の人間とは異なり、とても「フレンドリー、親切、スポーティ」です。Goodbye の代わりに Cheers チェアーズ または See you Later ! と云います。 シーユーレィター! と云うのは、“また後で会いましょう” と云う意味でなくて ただ単に “さようなら” という意味です。
気になる彼女から “See you later! “ と優しく声をかけられたので、夕方までその場で何時間も待っていたという笑い話があります。
イギリスから独立する1896年(明治29年)まで、豪州は本国からの「犯罪者の流刑植民地」(1788年~1868年迄 約80年間)の役目を果たしていました。
殺人犯、政治犯など特別な囚人はタスマニア・ポートアーサーに流刑者として送られましたが、NSWシドニー圏には英国本土から軽犯罪流刑者が多く送りこまれました。
220年前、多くの「落ちこぼれ、ならず者、無法者」がオーストラリアに移民船で送られてきたことは事実ですが、それでも、それぞれ具体的な犯罪を訊ねると・・・ハンカチを1枚盗んだ事で有罪となり7年の流刑、砂糖1袋を不法に入手した罪で6年の刑、パンを1切れ盗んだこと5年の刑・・・・などなど・・
18世紀~19世紀の英国の犯罪者を処罰する法律はとても厳しいものでした。
その他、犯罪者の中には偽名を使うも者(偽名が本名)、また、First Name (名)のみで Surname(姓)のない者も多く豪州に渡ってきました。
その名残で、First Name しかない人達は 姓 Last Name としてそのまま使っている人も沢山います。 例えば、日本流に言えば「山田太郎」が普通なのに「太郎三郎」とかいうヘンナ姓名のついている人々です。
Mr. Paul Park、 Mr. Steward Paul どちらも正しい姓名です。 Mr. Jean Gamble (ギャンブル好きの人の呼称がそのまま)という知合いもいます。
なぜ、こんな姓Surname を祖先が付けたのか不思議に思う人もいます。
Backhouse 裏家さん、Blackburn 黒焦げさん、Street 通りさん、 Weather 天気屋さん、Sparrow すずめさん、 Sawyer のこぎりさん、こんな姓にFirst Name を付けるのには さぞかし苦労することでしょう。
日本でも、苗字(姓)は古代から一部存在していたのですが、1876年(明治9年)「苗字必称義務令」が公布されて 苗字のない人も戸籍の苗字が書き加えられました。今から137年前のことです。 与作、孫兵衛など百姓名などに、田中、山田など自然に親しい名前などお寺のお坊さんに付けてもらったとか? その当時は、なんでも適当な名前でも良かったのか? 祖先には悪いのですが、今となっては もっとましな姓を選んでほしかったと思っている人も多いことでしょう。
豪州に移住してきた中国人、韓国人は呼名が複雑なので、First Name には John, James, Frank, Robert 女性では Mary, Elizabeth, Margaret, Rebecca など何でもつけ放題ですが Last Name は本名の Lin, Lee, Tan, Pak, Chang など本名に近い発音を使っています。
前首相のケビン・ラッド氏 Kevin Ruddは女性の下着泥棒を祖先に持つことが公表されました。 流刑者の先祖を持つことは数十年前のオーストラリアでは恥とされたが、現在では名誉の印とも見なされており、首相のイメージ向上にもなりました。 流刑者を先祖に持つのは「生粋のオーストラリア人」の証しだからです。
こうした「容認の精神」が広まることにより、家系や過去の行いにあまり気に掛けない国民となりつつあります。
今日、オーストラリア人は人々を今のありのままの姿で判断し、公平に扱う ‘fair go’ (フェアーゴ)という精神が根付いています。