筆が重い。
先日の鹿児島でのU-125の墜落。
機長は、存じ上げた方だった。
ブルーインパルスの飛行班長も
務められ、東日本大震災の時に
ホームベースの松島を失い、九州の
築城基地に移駐しながら飛行隊を
まとめ上げた方だった。
飛行時間6,000時間超。地上の
航法援助施設の精度を点検するため、
決められた経路と高度を厳しく守って
飛ぶことが要求される飛行隊では、
まさにうってつけの人材だったはずだ。
そんな方が墜ちてしまった。
飛行時間が彼の半分程度の私なんか、
まだまだヒヨッ子だということを改めて
思い知らされた。
航空安全への誓いをまた、新たに。
木曜日に隊葬とのこと。平岡3佐以下、
5名の搭乗員の冥福も祈りたい。