マレーシア航空遭難の続き…
当該事故機、ロールスロイス社の
トレントというエンジンを装備していた。
トレントは数年前にカンタス航空の
A380がシンガポール離陸直後に
エンジンを爆発させて緊急着陸という
事故を引き起こしているいわくつきの
エンジン。もしも飛行中にエンジンに
何らかの爆発的な故障が起これば、
遭難信号を発信する間もなく機体は
粉々に砕け散った可能性がある。
ちなみに日航や全日空はアメリカの
プラット&ホイットニー社のエンジンを
使っており、これは別物。このエンジン
での事故は起きていない。
そうかと思うと、盗難されたパスポートで
別人に成りすまして搭乗した2人連れが
いた。元の持ち主はイタリア人とオーストリア
人。お互いに面識はなく、それぞれ別々の
時期にタイでパスポートを盗まれていた。
そして、この2人の名義で2枚連番の
航空券が中国のインターネットサイト
経由で、マレーシア航空ではなく、その
共同運航便として運航されている中国
南方航空のフライトとして購入されて
いた。決済はタイバーツ…
この「何者か」は不正旅券で一緒に
行動し、「中国南方航空」の便として
このフライトに乗っていた。中国の
サイトで購入、しかし決済は元でも
ユーロでもなくタイバーツ…
タイで盗まれたパスポート…
予約記録を辿ると、この二人は
北京に着いた後は、乗り継ぎで
アムステルダムに向かい、そこで
ドイツとデンマークに向けて分かれる
予定だったとか…
陰謀論とかを真面目に論ずるつもりは
ないが、謎は謎を呼ぶ…