TG677 RJAA - VTBS 2 | PTD ~ Pilot To Dispatch ~

PTD ~ Pilot To Dispatch ~

ヒコーキオヤジのひとりごと
 空の話、ときどきタイのネタ…

 さて、このA380という機体、マニアを
唸らせる興味深い装備がいくつかついて
います。まずは機外カメラ。JALや
ANAの国内線では前輪に取り付けた
カメラで地上滑走の様子や離着陸の
瞬間を目にされた方も多いと思いますが、
そんな機外の様子を見ることができる
モニターが、A380では何と垂直尾翼に
ついています。ですので、離着陸時の
映像は自機を後ろ斜め上から見下ろす
ような映像になり、とても新鮮に見えます。
 
 PTD ~ Pilot To Dispatch ~-機内モニター
そして、上の写真でもお気づきの方が
いらっしゃるかと思いますが、着陸灯なのか
どうかはわかりませんが、主翼に取り付け
られたライトが、4つのエンジンを煌々と
照らしています。機内から見ると下の写真の
ような感じです。着陸灯の役目をなしているか
どうかはわかりませんが、夜間にコックピット
からエンジンの吸い込み口を監視するには
非常に便利な装備だと思います。
 
 PTD ~ Pilot To Dispatch ~-主翼灯
 そんな最新鋭機は、TETRA FOUR DEPを
離れた後、羽田上空~箱根~富士山の南
~名古屋沖~関空~徳島~室戸岬~宮崎沖と
陸地に沿って飛行を続け、種子島・永良部の
VORTACをヒットした後はいつものG581~
香港沖~A1~ダナン(ベトナム)~ウボン(タイ)
~コラートのVOR(無線標識)を順番にヒットし、
最後はCAROS1B ARRに乗ってILS 19Rに
導かれました。
  
PTD ~ Pilot To Dispatch ~-VTBS CAROS 1B ARR
 最終進入の時に感じたのは、フラップを
下ろしていく時の減速感がハンパじゃない
こと。まるで空中でブレーキを踏んでいる
かのように体がぐっと前に引っ張られるような
感覚でした。車輪を出す時や接地後の
逆噴射よりも、このフラップダウンの減速感の
方が強かったのでは? と思えてしまった
くらいです。
 
 到着時の時刻は22:35。よく頑張って
遅れを取り戻してくれたと思いました。
スポットはE8、おそらくA380専用スポット
でしょう。私は初めてのEコンコース経験と
なりました。座席が前のほうだったことも
あり、降機後の早歩きで入国審査には
人波の前に着くことができ、待ち時間
ゼロで無事入国となりました。手荷物
ロビーには中華正月の飾りがまだ
残されており、華やかな雰囲気でした。
  
PTD ~ Pilot To Dispatch ~-入国ロビー1
 入国が早かったので全てが上手く
いったかと思っていましたが、最後の
最後で手荷物が出て来やしない(泣) 
所詮エコノミークラス。ターンテーブルの
前でしっかり帳尻を合わせられる羽目
になりました orz
 
PTD ~ Pilot To Dispatch ~-入国ロビー2