定年退職して海の見える家をハーフビルド!素人DIYの挑戦記録

定年退職して海の見える家をハーフビルド!素人DIYの挑戦記録

「目を閉じて、一番ワクワクすることを思い浮かべてみて!」ある本の言葉に導かれ、私の夢が決まりました。
「海の見える場所に、自分の力で家を建てる」。ワクワクが止まらない挑戦の記録です。

 

前回の配筋編で鉄筋が組み上がり、自作シューターも完成。いよいよ小屋の基礎、生コン打設の本番を迎えました。



結論から言うと、今回は「大成功」とは言えない結果になりました。それでも、色々な発見と反省があったので、失敗も含めて記録として残しておこうと思います。

生コンの手配

生コンミキサー車は、地域の生コン会社に直接電話をして手配しました。建築関係の友人やネットの情報では「この地域は一般人が生コン会社に直接注文できない」という噂もあったのですが、ダメもとで電話してみたところ、あっさりと注文を受けていただけました。

電話だけではシューターの高さなど細かい部分が伝わりきらなかったので、注文後に会社まで直接押しかけて打ち合わせをさせてもらいました。忙しいところご迷惑だったと思いますが、とても親切に対応していただけました。

打ち合わせの結果、生コンは「21-18-20N」に決定。自分で用意していた凝結促進剤のレオパック100を現場で3袋投入することも確認していただき、問題なしとのことでした。ちなみに生コンが0.5立米以上余ると引き取り量が発生するそうです。



8月7日 朝9時、打設開始

予定より30分早く生コン車が到着し、こちらの準備が整わないまま慌ただしいスタートになりました。自作のシューターは狙い通りに機能してくれていたのですが……。


打設開始15分

シューター出口の側面に取り付けておいた生コン止めの追加板(赤印の部分)はうまく機能していました。

このあたりで生コン車の方から「一度止めましょうか」と声をかけていただいたのですが、「もう少しだけ」とお願いしてさらに入れてしまったのが、後から振り返ると失敗の始まりでした。ここで一度止めて均していれば、もっと均一に仕上げられたかもしれません。これ以降は、生コン車の方の判断に素直に従うようにしました。


打設開始20分

最初はやや不愛想だった生コン車の方も、こちらの奮闘ぶりに同情してくれたのか、だんだん協力的になって手伝ってくれるようになりました。写真でもわかるくらい、この時点ですでに中央部分が盛り上がってきています。


打設開始30分

奥まで入れすぎてしまった生コンを手前に引っ張る作業に、想定外の時間と体力を持っていかれました。


給水タイム

休んでいる暇はないはずなのですが、さすがに水分補給だけは欠かせません。


打設開始1時間

ほぼ打設完了。余った分は一輪車に入れていただき、生コン車はここで作業終了となりました。
当初の予想では掛かっても40分くらいだろうと思っていたのですが、、、


打設開始1時間10分

この頃にはセメントが固まり始め、表面はボソボソとした状態に。流動性がほとんどなくなり、トンボでの均しがかなり厳しくなってきました。


打設開始1時間20分

業者さんから「絶対にやってはダメ」と釘を刺されていたのですが、どうしても均すことができず、水を撒いてしまいました。


打設開始1時間40分

本来はこの板でスーッと表面を均すはずだったのですが、砂利が沈み込んでおらず、板は平面度を確認する道具にしかなりませんでした。


打設開始2時間30分

水を撒いたことで表面にノロのようなものができ、見た目はなめらかになったものの、中央の盛り上がりはどうしても直せませんでした。この頃にはもう、体力は完全に限界を超えていました。


打設開始2時間50分

体力の限界を超えた状態での面取り作業。


打設開始3時間、作業完了

見た目はまあまあ仕上がったものの、残念ながら中央部分が10mmほど高いままとなってしまいました。


今回の教訓

夏場、この面積を一人で打設するのはそもそも無理があった。強度より作業性を優先して、配合は18ではなく21を選ぶべきだった。
プロの言うことは素直に聞く。「もう少しだけ」の判断が一番の失敗だった。
盛り上がるより凹む方がまだ良かった。ある程度均した時点で中心部の盛り上がりには気づいていたが、中に入って足跡を埋め直す体力が残っている気がせず、外側からトンボで高い部分だけを均そうとして結局失敗した。後から考えれば、足跡のような凹みはコンクリートが固まった後でも埋めるのはそれほど難しくない。今度同じ場面が来たら、迷わず凹み側を選ぼうと思う。

基礎工事は完成すれば見えなくなる部分とはいえ、今回ばかりは自分の体力の限界と正直に向き合った打設になりました。

それでは、また進捗があったらアップします!
先ずは結果から、2025年夏と今年6月の冷房運転では今のところ目立った問題は無かった。

床下エアコンといえば「暖房は良いが冷房はダメ」というのが、ネットでも工務店さんの間でもほぼ定説になっています。

理由を聞くと大体「結露するから」「カビが生えるから」。

私も最初はそれを信じて対策をあれこれ考えていたのですが、実際にやってみたり、色々調べたりしているうちに「あれ?この理由、ちゃんと説明されてないぞ?」と思うことが増えてきました。今日はその辺りを整理してみます。

【そもそも結露って何で起きるんだっけ】

結露は要するに、空気に含まれる水蒸気が、周りより冷たい表面に触れて水になる現象です。これだけです。

なので「床下だから結露する」わけではなく、「床下のどこかの表面温度が、その場所の空気の露点より下がったら結露する」というだけの話のはずです。単純ですよね。

ところがネット上の説明を見ていると、この「表面温度」の話がすっ飛ばされて、「床下=結露しやすい」という漠然としたイメージだけが独り歩きしているように感じます。

【「隅がよどんで結露する」という説について】

ある工務店さんのサイトで、「一般的な基礎では隅に空気のよどみができて、そこで結露する」という説明を見かけました。自社の特殊な基礎工法ならそれを回避できる、という話の流れです。

これ、正直言ってちょっと引っかかりました。

よどんでいる空気というのは、エアコンの冷風が直接当たらない場所ですから、むしろ主流部より温度は高いはずです。温度が高ければ相対湿度は下がるので、結露はむしろしにくくなる方向のはず。

それに、そもそも「よどんだ空気が湿っている」というなら、その湿気はどこから供給されているのでしょうか。ベタ基礎で外周立ち上がりに断熱材まで入れてあれば、地面からの水蒸気の侵入は防湿シートとコンクリートでほぼ止まっているはずです。床下を循環している空気は結局のところ室内の空気と同じもので、隅だけ特別に湿度が高くなる理由が見当たりません。

実際、我が家の床下に潜って基礎コンクリートを触ってみましたが、どこもかさかさに乾いていました。隅も含めて、です。

結露が起きるとすれば、それは「隅だから」ではなく、「その場所だけ断熱が途切れていて表面温度が下がっている(いわゆる熱橋)」という、施工上の別の問題のはずです。「隅=結露」と一般化してしまうのは、正直なところ根拠が弱い説明に思えます。

【実際に結露した場所と、その理由】

とはいえ、「床下エアコン冷房は絶対安全」と言うつもりもありません。実は我が家でも一箇所だけ結露しました。

床下に空気を送り込むガイドの中に、床の出っ張りがあったのですが、そこにピンポイントで結露が出ました。

原因を考えてみると、こういうことだと思います。

・冷房運転中:出っ張り面に冷気が直撃し続けて、表面温度がぐっと下がる
・設定温度に到達して送風運転に切り替わった瞬間:まだ冷えていない、湿った室内の空気がそのまま出っ張り面に当たる

つまり「冷え切った表面」に「まだ冷えていない湿った空気」が当たるという、結露が起きるための条件を絵に描いたように満たしてしまっていたわけです。

これは「床下だから」でも「隅だから」でもなく、気流が乱れて局所的に熱交換が過剰になっていた、という単純に流体力学的な問題でした。出っ張りをなくして気流をスムーズに流れるようにしたら、あっさり解決しました。

「床下冷房は原理的に無理」という定説は、こういう施工上の細部の詰めの甘さで結露事故を経験した人たちの声が積み重なってできたものであって、原理的な壁ではなかったんじゃないかと、身をもって感じた出来事でした。

【「冷気は下に溜まる」もそんなに単純じゃない】

もう一つ、「冷たい空気は重いから下に溜まって循環しない」という説もよく聞きます。

これに影響されて、実は私も床下の基礎底面の空気をわざわざ床上に導く特殊なダクトを自作したことがあるのですが、結果は「無意味」でした。基礎底面と上方で温度差はほとんどありませんでした。

考えてみれば当然で、「冷気が下に溜まる」という現象は、空気がほぼ静止している状態で初めて成り立つ話です。窓際でひんやりした空気がスーッと下に降りてくる、あの現象(コールドドラフト)はまさにこれですが、これは無風に近い環境だからこそ起きることです。

我が家のようにエアコンのファンで強制的にがんがん空気を循環させている状況では、強制的な撹拌の力の方が、密度差による自然な沈み込みよりずっと強くなります。なので温度はわりと均一になってしまう。実測でもそれが裏付けられました。

足元だけ冷えるという話も、大げさに言われているほどではなく、我が家ではやや感じる程度です。

【エアコンの設置高さについても、ずっと疑問だった】

これは冷房とは少し違う話ですが、日本のエアコンってだいたい天井近くに設置しますよね。あれもずっと疑問でした。

人が生活しているのは床から2mくらいまでの空間(いわゆる居住域)で、それより上はぶっちゃけどうでもいいはずです。それなのに天井付近から空気を吸って、天井付近から吹き出す方式だと、部屋の上下全体を空調することになって、無駄が多いんじゃないかと感じていました。

これ、調べてみたら業務用の空調の世界ではちゃんと確立された考え方があるようです。「居住域空調」と呼ばれていて、体育館やアトリウムのような天井の高い建物では、人のいる高さだけに絞って空調するほうが省エネになる、というのはすでに常識のようです。数字としても、全体空調に比べて1〜2割程度の省エネ効果があるというデータも見つけました。

実は私、以前アメリカで全館空調(ダクト式、床下から冷暖房を吹き出すタイプ)の家に住んでいたことがあるのですが、あの時の空調がとにかく快適でした。それに影響されて我が家も床下エアコンに辿り着いたのですが、よくよく思い出すと、あのアメリカの家、空気の吸い込み口が人の頭くらいの高さにあったんですよね。

これに倣って、我が家のエアコンの吸い込み口も、テレビ台の上、頭の高さあたりに開けています。天井近くから吸うのが当たり前だと思っていましたが、これも「なんとなくの慣習」でしかなかったのかもしれません。



【まとめ】

色々調べたり考えたりして改めて思ったのは、「業界の定説」と呼ばれているものの中には、

・きちんとした実測やメカニズムの説明を伴わない、感覚的な経験則
・特定の施工条件(弱い循環風量、断熱欠損など)でしか成り立たない話を、無条件に一般化したもの

が、結構混ざっているんじゃないかということです。

もちろん、床下エアコンの冷房運転がいつでもどこでも無条件に安全とは思いません。気密・断熱・循環風量といった前提条件をきちんと揃えることが大前提です。ただ、「結露するからダメ」の一言で思考停止するのではなく、「どこで」「なぜ」結露するのかを、自分の家で実際に確かめてみる価値は十分にあると、今回の経験で改めて感じました。

素人のDIYなので偉そうなことは言えませんが、定年後の自由研究として、これからも色々検証していきたいと思います。
こんにちは、スカイフィッシュです!

今回は、近年多くの住宅で一般的になっている「ベタ基礎」に潜むリスクと、それに対する我が家のDIY対策についてご紹介します。

実はベタ基礎って、万が一の時に大きな落とし穴があることをご存知でしょうか……?

🚨 ベタ基礎に潜む「水漏れ」のリスク
家を建てている最中、各区画に雨水などを逃がすための「水抜き穴」が開けられているのを見かけたことがある方もいるかもしれません。

私も工事中にその穴を見つけて、ふと気になって業者さんに質問してみたんです。

私:「あの穴から、将来床下に虫が入ってきたりしませんか?」
業者さん:「ああ、あれは工事が終わったら全て埋めますよ」
私:「え!それだと、将来水道管や排水管が老朽化して水漏れしたとき、水の逃げ道がないじゃないですか?どうなるんですか?」
業者さん:「……(無言)」

そうなんです。ベタ基礎は床下が一面コンクリートで覆われているため、一度水漏れが始まると排水されるルートがないのです。

さらに、工事完了後にその水抜き穴を確認すると、「発泡ウレタン」で埋められていました。

私:「発泡ウレタンって、シロアリが食害したりしませんか?」
業者さん:「防蟻タイプを使ってありますから」
私:「防蟻効果って10年くらいですよね?その後はどうなるのですか?」
業者さん:「……(無言)」

(※結局、後でセメントを使って自分で埋めました💦)

このように、万が一床下で水漏れが起きても気づきにくく、水も溜まる一方になってしまうというリスクがあります。



🛠️ SwitchBotを使って水漏れ警報装置をDIY!
そこで、万が一の床下浸水に備えて、自分で警報装置を設置することにしました!

今回使用したのはこちら。
「SwitchBot 水漏れセンサー(コード付き)」です。



SwitchBotシリーズは便利な商品が目白押しで、私も大のお気に入り!
我が家では床下エアコンの操作にもSwitchBotを取り入れています。これを使うと、三菱の有線タイプのような特定のコントローラーに限定されず、自由にエアコンを選べるので本当に重宝しています。

👨‍🔧 ちょっとひと工夫!コードの延長加工
この水漏れセンサー、元々のコードの長さだと床下まで届かせるには十分ではありませんでした。
そこで、家にあった手持ちの合わせコードを使って延長することに!



乾電池程度の弱い電力しか通らないため、特別なコードでなくても大丈夫です👍

🏡 設置完了!
まずは床下のセンサー部。
基礎のコンクリート壁に沿わせて、一番底の面にセンサーが届くように設置しました。



そして、こちらが床上の本体部です。



黒い延長コードが少し目立ってしまい見栄えはイマイチですが……設置場所が脱衣所の棚の下なので「よし」としました!

本体は定期的に乾電池の交換が必要になるため、メンテナンスがしやすい(手が届きやすい)高さに設置したかったんです。そのために今回のコード延長が必要でした。

ちなみに電池は2年ほど持つそうで、残量が20%以下になるとスマートフォンに通知が届く仕組みになっています。これで電池切れの心配もありません。

ベタ基礎の床下は見えない場所だからこそ、スマートホームデバイスをうまく活用して、一歩先の安心を手に入れてみてはいかがでしょうか?

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!