建物の延べ床面積が130平米以上なら浄化槽は7人槽にしなければならないとう規則があります。おそらく市か県の条例ですが、、、
意外と知られていないと思いますが、この規則には特例がありまして、例えば5人以上は住まないという宣言書(契約書)を提出すると5人槽でも認められるらしいです。

建築士さんから連絡があり、延べ床面積が130平米を超えているので浄化槽を5人から7人槽にする必要がありますと、、、
え!夫婦二人しか住む予定のない家に7人槽はないでしょう???
実際の延べ床面積は132平米、、、ちょっとのオーバーだけで、、、
これはもう役場に泣きつくしかないでしょう、、、と思って、ダメ元で聞いて見ると、、、
なんと救済措置が、「5人以上住まないという宣言書(契約書)を出して頂けると5人槽でも許可されます。」
こういった特例的な事はあまり積極的(敢えて?)ピーアールされていないことが多い気がします。
条例はその地域によって違いますので疑問に思ったときは聞いてみる事をお勧めします。
バブル期に山間部を開発した土地で眺望が良い場所が残っていることがあります。
こういった土地は要注意です。
バブル当時は家を建つことが出来て眺望が良い一等地だったのでしょうが、崖条例により今では家を立つことが出来ない土地の可能性があります。
崖条例は比較的新しい条例です。
さらに注意を要するのは、対象の崖が条例の説明に書かれているようなハッキリとしたコンクリート壁とは限らず山のスロープのような場合があります。
この場合、崖の起点はどこになるのか?判断が難しく役場に問い合わせても正規に書類を出して頂かないと判断出来ないとの事でした。
この土地を紹介していた不動産屋にこの件に関して聞いてみたのですが、返事が無く無視されました。おそらく確信犯だったのだと思います。
以下のHPで地形の断面を見ることが出来ます。
https://maps.gsi.go.jp/#18/34.348979/133.081048/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
こんな感じ
徹底的に無駄を排除する事に注力し、少ない練習量で合格する方法を模索した内容を紹介します。

試験当日情報:
定規や台紙を試験開始前にテープなどで固定するのは 不可 です。
自ら試験官に聞いて確認した情報です。この件、試験前にネット情報をかなり調べたのですが、可と不可の両方の情報がありました。もしかしたら会場によって違う可能性もありますが、、、私の会場は大阪大学でした。
切ったテープを準備して直ぐ貼れる状態にしておくのはOKでした。

技能試験で複線図を描くのか、描かないのかという大きな選択があります。
どちらを選択するかによって学習方法も違って来ます。
私は複線図を描いて合格しました。ネット上では複線図は描かない方が良い。描いたら不合格決定というような情報もありますが、その方々が言われているのは「ただし、勿論、ものすごく練習が必要」との事。
複線図を描かない方法で訓練すると20分くらいで出来るようになるらしいですが、スピード競争をするわけではないですから、、、40分をフルに使って合格すれば良いのです。
私の戦略は、
工夫すれば配線作業は25分で完了できるようになるのはさほど難しい事ではなさそう。(早い人は20分で出来るのだから)
複線図を5分で描ければ、25+5=30分で完了出来る。
制限時間は40分だから、まだ見直しに10分も時間が割ける。
これが私の取った戦略だし、実際にこの方法で試験では想定通りに出来、合格しました。
ただし、沢山の訓練はしませんでしたが、沢山の細かい工夫をしました。
それらの工夫について述べていきますので是非参考にして下さい。
ちなみに練習キットは1回分しか購入していません。13問の内で難しいと言われている問題を2回通りやったものもありましたから、フルに完成させていない問題もあります。
以下の表が実際の記録です。Xはミスや時間オーバーで不合格。○が合格、無印はフルには作っていないという記録です。


複線図をミス無く、素早く、分かりやすく書く方法

どこが?分かりやすい?と思われるかもしれませんが、、、
これが意外とパット必要情報が分かるのです。

時短テクニック①
各機器、ジョイントボックス内全てに

接地=⚪
非接地=⚫
スイッチ=イ、ロ、ハ

を書き込みます。
そうすれば後はオートマチックに繋ぐだけです。
さらには、後で見るときでもとても分かり易いです。

時短テクニック②
端子記号の配置は以下の3つのルールに従うだけ

a. 接地=⚪はスイッチ以外の機器に配置
b. 非接地=⚫はスイッチおよびスイッチと関係を持たない機器(コンセントや常時点灯パイロットランプ)
c. スイッチ=イ、ロ、ハはそれらの表示が単線図にある機器

上記のルールに従えば難しい事は考える必要はなく各機器に端子の記号⚪、⚫、イ、ロ、ハを描けます。

時短テクニック③
1色で線を分けます。
一般的には3色ペンで色分けするようですが、3色ペンの色替えは意外と時間をロスします。
線種の分け方は単純で、

接地の白線は直線
非接地の黒線はジグザグ
赤色はグルグルの螺旋

で書きます。

時短テクニック④
器具などに端子を書くとき

接地=⚪ は左側
非接地=⚫ は右側
スイッチ=イ、ロ、ハ は⚪⚫の反対側

に書くようにします。
コンセントや引っ掛けシーリングなど接地非接地の方向性がある器具は前面にブランド(例えばTOSHIBA)などの表示を正しい方向に向けると接地側白(W側)は左側に来るのが正解です。
ランプレセプタブルはブランド表示がないので接地非接地の接続が正しければ接地側を右側にしても左側にしても問題はありませんが、普段から同じ方向(つまり接地を左側)に複線図を描き、接続作業をする癖を付けると、無意識でも重要な接地側の接続を間違えないで作業できるようになります。

時短テクニック⑤
複線図を練習する用紙はA4を半分にして、そこに描く。
この広さが実際の試験の時に使えるスペースと同じだからです。

時短テクニック⑥
ジョイントボックスの○(問題によっては□)は出来るだけ大きく描きます。
ジョイントボックス内は線が混み合いますからスペースを確保しておいた方が接続具合が見やすくなります。

時短テクニック⑦
ジョイントボックス内の接続端子の配置を斜めにします。

こうすると右の絵を見れば分かりますが、線が重なるリスクが少なくなします。

時短テクニック⑧
端子に接続する線は重ならないように描く。

右が悪い例です。線が混み合ったり、精神的に焦っていたりすると視野が狭くなり端子部直近だけ見て、悪い例の方では接続本数が2本と勘違いしてしまうリスクがあります。