こんにちは、skyfish7です!
今回は、我が家のIKEAキッチンDIYの中でも、特にこだわった**「シンクと水栓の取り付け」**について、その全記録をお届けしたいと思います。
既製品をそのまま組むだけじゃ物足りない!自分たちの暮らしに合わせて、ちょっとした工夫を凝らしたい!そんなDIY好きの方の参考になれば嬉しいです。
我が家のキッチン事情「水栓が、もう一つ欲しい!」
我が家は、夫婦で一緒にキッチンに立つことがよくあります。調理も、食後の片付けも二人でやることが多いのですが、そうなると問題になるのが…そう、水栓の取り合いです(笑)。
「ちょっと手を洗いたいのに」「野菜を洗ってるから待ってて!」なんてことがしばしば。
この小さなストレスを解消するために、今回のキッチンリノベーションでは**「水栓を2つ設置する!」**ことを目標に掲げました。
STEP1:まずは基本のシンク取り付けから
水栓の前に、まずはシンクをカウンタートップに取り付けます。
【作業のポイント①】カウンタートップの切り抜きは「落下対策」が命!
ジグソーと丸鋸を使って、図面通りにカウンタートップを切り抜いていくのですが、ここで一番注意したいのが切り終わりに発生する落下です。
何も対策をしないと、切り離された重い天板が「ドンッ!」と落下し、床やカウンター自体を傷つける可能性があります。これは絶対に避けたい…。
そこで我が家では、クランパーと当て板を使って、切り抜く部分を事前にガッチリと支えました。



こうすることで、切り離された後も落下せず、安全に持ち上げて取り外すことができます。簡単な工夫ですが、効果は絶大ですよ!
【作業のポイント②】地味だけど超便利!マスキングテープ活用術
シンクをはめ込んで裏側から金具で固定する際、この金具がプラプラと垂れ下がってきて、とにかく邪魔!
イライラしながら作業するのを避けるため、マスキングテープで金具を仮止めしました。たったこれだけで、作業が驚くほどスムーズに進みます。

STEP2:本番!水栓を2つ取り付けるためのシンク加工
さて、ここからが今回のDIYのハイライトです。
【課題①】水栓の干渉と、ステンレスの強度不足
IKEAのシンクには、水栓を取り付けるための穴の位置がだいたい決まっています。でも、そこに2つ並べると、お互いのハンドルが干渉してしまいます。
我が家が理想とするのは、2つの水栓が干渉せず、シンクの内側にスッキリ格納できる配置。そのためには、既定の位置より外側に穴を開ける必要がありました。
しかし、ここで新たな問題が。どうもステンレスの天板に直接水栓を取り付けるだけでは、根元の強度が不足し、グラついてしまうようです。
【解決策】補強部材を探せ!まさかの「塩ビ管パーツ」を流用
何か良い補強部材はないかと探しまわった結果、ホームセンターでついに使えそうなモノを発見しました!
それが、こちら!
「エスロン TSフランジ JIS5K PVC 30A TSF305」

本来は塩ビ管を接続するための部品ですが、これを少し加工してシンクの裏側に接着剤で固定。これで水栓の取り付け座をしっかり補強します。

【課題②】ステンレスへの穴あけ、うまくいくか…?
補強が済んだら、いよいよダイヤモンドホールソーで穴あけです。
ステンレスへの穴あけは「カジって(食い込んで)うまく開かない」なんて話も聞くので、少し不安でした。
ホールソーには驚くほど安いものもありますが、ここはケチらず、信頼性を重視。38mm径で2,680円の、ある程度の価格の製品を選びました。

結果は…驚くほど簡単かつ綺麗に穴が開きました!
やはり道具選びは大事ですね。ホッと一安心です。
STEP3:見えない部分もアイデアで勝負!給水管の固定
最後に、給水管のバルブを壁に固定します。
メーカーの標準品は高価な上に、我が家の設置場所には足が長すぎて不格好でした。
そこで流用したのが、ホームセンターでお馴染みの**「システム棚イレクター用の部品」です。これを壁に取り付け、バルブをビニタイ**で固定!


見た目は武骨ですが、キッチンが完成すればキャビネットの裏側で見えなくなる部分。コストを抑えつつ、機能は十分。まさにアイデアの勝利です!
まとめ:DIYは「暮らしに合わせる」から面白い!
こうして、無事に水栓が2つ付いた、我が家だけのオリジナルキッチンが完成しました!

結果は上々!夫婦でキッチンに立っても、ストレスなく作業ができて本当に快適です。
既製品に自分たちの暮らしを合わせるのではなく、自分たちの暮らしに合わせてモノを作る。これこそがDIYの最大の魅力だと改めて感じました。
今回の工夫が、誰かの「やってみたい!」のきっかけになれば幸いです。