早くも春の気配が・・・ | 変人0号のブログ

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川魚の飼育,カブトムシの飼育,その他…

数十年に一度とか言われた寒波の襲来から2週間経った先週末、午前中は用事もなくのんびりと川魚水槽の前にしゃがみ込んで住人(住魚?)たちの健康状態をチェックすると・・・


冬眠とは縁がなく年中元気に泳ぐカワムツ&オイカワと、モツゴ,フナそれぞれ元気に泳いでいます。



さらに、12月の中旬から床砂に潜って冬眠していたドジョウたちも、床砂の上に出てきてもしゃもしゃと泳いでいました。




ちょうど水質も悪化しており、水温が上がった日に水替えしないといけないな~と思っていたところなので、早速水替えに着手。


ちなみに我が家は井戸水なので、カルキ抜きとかしなくても、蛇口からジャブジャブ水を注げるのです。


水槽の水替えでは、灯油ポンプの吐出口先にゴムホースを装着し、そのゴムホースの先は玄関から庭へ出しておきます。

そして、ポンプを数回シュッポしゅっぽとポンピングすると、あとは勝手に水槽の汚れた水が庭へ流れ出ていきます。


水槽の水位が下がり過ぎると魚たち怯えて暴れるので、井戸水をジャブジャブ注いで水位を保ちながら床砂を水圧で巻き上げて中に潜っている魚のフンや食べ残しのエサを浮遊させて、並行してそれらをポンプで吸い出して庭へ排出・・・


この作業を水がきれいになるまで続けて、延べで言うと恐らく200リットルか300リットルの井戸水を注いで吸い出してをすると、水槽には透き通った水が満たされます。


この間、住人たちは少し怯えながらも新しい井戸水の水流よりもどちらかというとポンプに吸い込まれる水流に興味を示すようで、やたらと灯油ポンプの吸い込み口に近寄ってきます。


ドジョウは吸い込み口に顔を近付けて、ヒゲが水流になびくのを楽しんでいるようですが、あまりに接近し過ぎた通称:ドラゴン・ドっさん(我が家に暮らす6匹のドジョウの中で全長17.5cmと最も巨大な個体)が勢い付け過ぎてポンプの吸い込み口にスッポリ頭を突っ込んで抜けなくなってもがいています。

幸いにもドラゴン・ドっさんの巨体は首のところの外径がポンプの吸い込み口より太いので、そこで詰まってそれ以上奥へ吸われないように止まっていますが、当のドッさんはパニック状態です。


すぐに尻尾をつまんでポンプの吸い込み口から引っこ抜いてやりましたが、吸い込み口に擦れていた箇所が薄く充血してしまいました。

まるで駅伝の襷を掛けたみたい・・・




ちょっとしくじって反省したのか、その後はポンプの吸い込み口には近寄ってきません。

まさか、飼い主キライ!と言ってもう頭や背中を撫でたり手の上に魚体を乗せてみたりできなくなるんかな?と不安になり、水がキレイになったところでドラゴン・ドっさんの頭と背中を撫でてやりましたが、今まで通り大して逃げる訳でもなくなされるがまま・・・


今までは手を近付けることすらできなかったカワムツやモツゴも、頭を撫でても逃げなくなりました。

すっかり水槽生活に野生の本能を失ってしまったような・・・



ドラゴン・ドっさんは、充血した箇所も特に痛がる様子なく普通に泳いでいるので、あとは2,3日様子を見て化膿してこなければ大丈夫でしょうか。




他のドジョウたちももう冬眠から目覚めた様子で、もう床砂に潜ることなく水槽内をウロウロちょろちょろと泳いでいます。

ちょっと気になったのが、通称:黒ドっさん(全長17.3cmでドジョウたちの中では3番目に大きな個体で色が真っ黒)が痩せ細ってしまっていること。

元々はドラゴン・ドっさん程ではないものの割とマッチョな体型でしたが、冬眠中は全くエサを食べないので、元の体型の2/3くらいに痩せてしまっています。




冬眠明けでまだ本調子ではないのですが、泳ぎも力強さがなく少し年老いた感じが強まっています。

推定年齢は恐らく9歳くらいの「老魚」ではありますが・・・

できるだけ長生きして欲しいものです。



で、水槽の水替えの翌日、ドラゴン・ドっさんの充血箇所を確認すると・・・

すっかり充血はなくなりキレイなドジョウ柄模様に戻っていました。

良かったよかった。