残念ながら本としては読んでいないので感想は言えません。
ただ、映像化した時の反応はすごかったということだけ。
代替治療にストイックにはまりすぎて気がついたら転移していたという部分とか、本編で扱われていた部分が思いっきりカットされていたそうな。
この本を書かれた安武千恵さん自身も生前、こういうことをいっていたのをみて、そういうことかなーって。
代替療法のことを書かないのには、理由があった。
まず、私は医者ではない。
がんの治療は、人間に一人として同じ顔がないように、人によって治療も全く異なってくる。100人癌の人がいたら、100人とも治療法は異なる。
ある療法が私に効いたからといって、他の人に同じ療法が効くとは絶対に言えない。
手術、放射線、抗がん剤の三大療法だけで完治する人だっているかもしれない。
だから私がそのことを書くことは、ともすれば、危険を伴う行為だ。
迷惑をかけてしまう人が出てくるかもしれない。
大げさかもしれないけれど、命を落とす人が出てくるかもしれない。
ゆえに、私のブログは「ただの主婦の日常の日記」だ。
ただ、こんな日々を送っているがん患者もいるのだと、そう思って見てもらえればいいと思っている。『早寝早起き玄米生活~がんとムスメと、時々、旦那~』より
「書けること、かけないこと。」より引用
ドラマだけ見ていると「食事さえきちんとしていたらがんが治るのね」とか、「病院での治療には拒否をしなくちゃいけないね」とか、そういう解釈をする人もいるかもしれません。だけど、あの脚本などでいうと補完代替医療としての「食事療法」を推進しているように見えてもおかしくないという人が多いといて、それ故に反対意見もかなりあるということなのかもしれません。
その根底にあるのは敢えて省略しますが。





