どうしてプチ起業がはやるんだろう | はれ、ときどきフロンターレ

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北海道から川崎に移住したのをきっかけに、Jリーグ・川崎フロンターレを応援するようになりました。

夢推しサポーターで北の歴女・くーちゃんです。
今日は最近話題の「プチ起業」「ママ起業」について感じたことを。


世間ではやれアベノミクスとか。
「働く女性は輝いている」といった化粧品のCMみたいな社会政策のせいか、女性も働かなきゃっていうムードになっていて。
だけど、女性が働こうとすると、「子どもは?」「年令いくつ?」「ご結婚の予定は?」など制約だらけ。
求人票には「年齢不問」「学歴不問」「未経験大歓迎」なんて記載しているけど、それは表向きであって。

本当はそんなわけないじゃん。

って思うんです。
ある年令を過ぎたら、応募書類すら受け付けてくれない。
「こんなに採用されないならキャリアチェンジも必要ですねw」っていわれて、慢性的に人手不足の特定分野をすすめられたり。
給料が低くてもいいから採用されないといけない、と焦らせたり。

働きたいというのに、何なのこの仕打ち!!



だから、みんな「起業しましょう!」っていうから、雨後の筍の如く『プチ起業』『ママ起業』なんて出てきちゃう。
現実が理想の働き方とは程遠いから。
「好きなことをしてお金を稼ぐ」
「子どもを近くで見られる」
いいことばかりでてきちゃうから、ますます流行する。

だって、履歴書を出しても封筒ごと送り返されたり。
「うちは◯◯な人、採用しないんですよ」と言われないし。
(※◯◯は年代、子どもの有無など様々)
傷つかなくてもいいんですもん。
否定されずに済むんですもの。

だから、プチ起業とか、ママ起業がしたくなって当然じゃないですか!!!


でも、ファッション的な『プチ起業』やら『ママ起業』というだけで。
経営とか、そういうのってどこかで学ばないといけない。
試行錯誤していた、という人もいるのではないかしら。

そもそも結婚前に勤めていた会社で、「経営とかやってました!」っていう女性はひとにぎりじゃないかと。
大体はアシスタント的な要素が強い業務が多かったんじゃないかな。
もしくは、販売接客や現場中心での仕事とか。

それじゃあ、経営のことを学ぶっていう機会がもらえないまま起業したという人も多いんじゃないかな。

だけど、起業をするというのは個人事業主になるということだから、経営も何でも自分の力が必要になる。
けど、何かが抜けた状態で仕事をしていると、それがうまくいかなくなるわけで。
「子育てが落ち着いたから」と思って履歴書を出したけどうまくいかないから、パートで働くように起業すると思うようにはいかないのはいうまでもなく。

一時期話題になった「プチ起業、ママ起業が、非正規雇用の問題とつながっている」というのだって、そういう感覚の人が多いから話題になってたんだよね。
どうせやるのなら、「プロのプチ起業」「プロのママ起業」というようなスタンスで取り組めばまたちがうんじゃないかな。







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