航空業界ブログ -32ページ目

新型インフルエンザに備え実働訓練

鳥取県は十五日、鳥インフルエンザからの変異が予想される新型インフルエンザ対策で、八機関の百人が参加した実動訓練を、鳥取市の鳥取空港と県立中央病院で実施した。複数機関による総合訓練は同県内で初めて。

 冒頭で平井伸治知事が「新型インフルエンザの発生は事実上のカウントダウン。緊張感を持って臨んでほしい」とあいさつ。鳥取-東京便に新型インフルエンザにかかった疑いのある乗客がいることが飛行中に判明、との想定で訓練に入った。

 機内を模した部屋では、疑似感染者に客室乗務員が付き添い、乗客は空気が飛行機の背面に流れ込んでいる後部座席に移動。着陸後は、鳥取保健所の保健師が疑似感染者に事情を説明して、中央病院へ搬送した。

 疑似感染者の近くだった乗客と世話をした客室乗務員は、濃厚接触者としていったんは別室に隔離。発症の恐れがないかを確認するため今後十日間は、体温測定の結果と健康状態を保健所に連絡することを約束した。

 反省会で鳥取大学付属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターの伊藤寿啓教授は「新型インフルエンザの感染方法は飛まつや空気だけでなく、手に付いたウイルスが原因になることも念頭に置いてほしい」と注意した。

日本航空:徳島空港着陸直前、鳥が衝突 折り返し便欠航

15日午前11時40分ごろ、羽田発徳島行き日本航空1433便(エアバスA300-600R型機)が徳島空港に着陸直前、右翼エンジンに鳥が衝突した。乗客にけがはなかった。日本航空は整備のため、折り返しの1434便を欠航とした。

 同社によると、着陸直前、操縦士が機体周辺で数羽の鳥を発見。着陸後にエンジンを調べたところ、羽や血痕を確認した。折り返し便の乗客約160人は、JR新神戸駅や伊丹空港へバスで輸送する措置を取った。

関西3空港、08年旅客数最低 2空港時代を下回る

16日に開港3年を迎える神戸空港など関西3空港の08年の旅客数が計約3405万人にとどまり、過去最低になったことが国土交通省の調査でわかっ た。関西、大阪(伊丹)の2空港時代の旅客数を初めて下回った。神戸空港は関西地方の航空需要を掘り起こす効果を期待されたが、景気低迷による航空各社の 減便や外国人客の減少を受け、3空港の総旅客数は減り続けている。

 神戸空港が開港した06年は3空港で計約3578万人が利用し、前年の2空港時代より約55万人増えた。しかし、翌07年には減少に転じ、08年は3空港すべてで旅客数が前年を約9~4%下回った。このため、2空港時代の05年より約118万人も下回った。

 関西空港の08年の旅客は約1571万人で、前年に比べて約70万人(約4%)減。円高が進むにつれて国際線を利用する外国人客が減り、国内線で も減便が相次いだ。日本航空と全日本空輸が不採算路線の廃止・減便を進める4月以降、国内線の乗り入れが11都市に減り、ピーク時の96年(34都市)の 3分の1に落ち込む。

 大阪空港の08年の旅客数は約1563万人で、05年から約332万人(約17%)減った。減少率は3空港の中で突出している。05年度から大型機の就航が制限され、札幌や那覇などへの長距離路線が関西空港に移されたためだ。

 神戸空港の08年の旅客数は約271万人で前年より約26万人(約9%)減。開港以来、3年連続で需要予測(319万人)を下回った。ドル箱の羽田線を運航するスカイマークが1日7便を5便に減らしたことなどが響いた。