斉藤由貴さんほど、ご自分の家族や人生体験を、リアルタイムに、いわば物語として提示できている、現役の女優さんはいないでしょう。
このTV作品の「わたしが子どもだったころ」は、ドキュメンタリーと脚色された部分が上手にバランスしていて、楽しめるうえ、要所において彼女が伝えたい気持ちが的確に表現されている、優れた構成になっていると思います。
なかでも、家族や自分に対して厳しかった父親の存在感について、彼女が最後に語っている「人にはそれぞれ愛情の形があって、それを受け入れる…」というその気持ちは、40歳を越えて家族を持っている現在の彼女だからこそ、到達できた境地なのでしょう。
現在、家族を持っている人も、そうではない人も、それぞれに考えさせてくれたり、少しだけ家族の幸せについても感じさせてもらえたりする、良い内容になっています。なんだか素直に感動させてもらいました。
そう、人生はこれからも、続いていきます。
けれど、この作品がYouTube上に、いつまで存在できるかは分らないため、なるべくお早めにご鑑賞ください。
斉藤由貴 「 わたしが子どもだったころ 」 (YouTube)
(2010-05-16 15:50:06)