ランチを食べた後は、北斎館に行きます☆
小布施町のメインストリートからちょっと入ったすぐのところにあります☆
ここは、いつ以来ぶりだろう。。
ここに天井絵があると思ってたのですが、
天井絵は別の場所、岩松院というお寺にあります。
では、北斎館に入ります。
北斎の絵をモチーフにしたおしゃれな壁です。
大だるま絵が飾られていました。
通路には、北斎の作品が年代に分けられてのれんのように飾られています。
当時としては、異例の90歳まで生きた長生きの人で、
生涯を絵を描くことに全うした人です。
自身を「画狂人北斎」という画号を使っていたりもしていたそうです。
シーボルトによってヨーロッパにも北斎の作品が伝わり、
北斎を始めとした浮世絵師の作品は19世紀後半のフランスにおいて大きな影響を与え、
ジャポニスムと呼ばれるブームを巻き起こしたそうです。
エドゥアール・マネ、クロード・モネ、ルノワール、ポール・セザンヌ、
エドガー・ドガ、ゴッホなどに影響を与えたそうです。
また、引っ越し好き?の人だったようで、
部屋が荒れたり汚れたりするたびに引っ越しをしていて、
一日で3回も引っ越ししたり、人生の中では90回以上も引っ越ししたそうです。
単に掃除が嫌いだったのかな??
シアタールームで「小布施と北斎」と「ジャポニズムと北斎」
という短い映像を見た後、北斎の作品を見て回ります。
桃太郎 vs 鬼 です。
武田信玄 vs 上杉謙信
いろはにほへと の文字が頭についた、かるたみたいな絵が集まった絵本です。
こちらもいろんな人たちのシーンを集めた絵本です。
朱色がついた絵本です。
「冨嶽三十六景」をどうやって色を付けていったかを示しています。
少しずつ色を重ねて、濃くしていっているんですね。
北斎筆の天井絵が描かれた二基の祭屋台です。
龍図・鳳凰図です。
こちらは、男浪図・女浪図です。
中央には、皇孫勝の像がありました。
四方の欄間もとっても凝っていて、立派です。
東町祭屋台の、天井絵の「龍」です。
「鳳凰」。
燃えるような紅の地に龍図、暗い藍を基調とした鳳凰図は対極をなし、
中国の陰陽思想に基づいたその明暗が舞台の装飾効果を高めているそうです。
上町祭屋台天井絵の「男浪」です。
「女浪」です。
こんなに立派な屋台、もったいなくて、お祭りでかつげないですね!!
現代にも生き続けている、北斎のたくさんの絵や作品を
たっぷり見ることができて、とても楽しい時間でした。
こんなにたくさんの北斎の作品を見たからには、
鳳凰の天井絵も見たい!ということで、
後ほど、岩松院にも行ってみます!!