※前回の続きです。此処から読もうとしている人は、一つ前の記事に飛んでください。





「うむ。」と、ルキアは、軽く返事をし、手に持っている本を読み始める。


事が起こったのは、丁度ルキアが、本の最後のページをめくろうとした瞬間だった。


ガッシャーーン


下の階で、なにやら陶器系の物が割れる音がした。

「な、何事だ?!一護、貴様、今いい所だったのに・・・・・!!!」

と、ルキアは愚痴を言いながら、階段を駆け下りる。

あまり行った事のない下の階をキョロキョロと見回し、一護が居ると思われる台所を探す。


「一護、一体何があったの・・・・だ?!!」

独り言を呟きながら、台所に行くとそこにいたのは大汗をかいてぶっ倒れている一護だった。


「一護!!」ルキアは叫び、一護に駆け寄る。

額に手を当ててみると、とても熱くなっている。


ルキアは一護を背負い、階段へ、そして一護の部屋へと向かった。





ーーひんやりと、額に冷たい何かがあるーーーーとても気持ちいいーーーーー


一護はハッと目を覚まし、飛び起きた。

「一護。よかった、起きたか。」

隣からルキアの声がして、ふとそちらのほうを向く。


「冷たいタオルだ。まだまだあるぞ?」と、言いながら、ルキアは手に持っている大量の白いタオルを見せた。

「貴様らしくないな。夏バテか?」

「・・・みてーだな。」


一護は腕組みをしながらこちらを見ているルキアから嫌な感じがした。


「うむ。貴様がこうなってしまってはしょうがない。今日は私が昼飯を作ろう!」


ーほらな。やっぱり。

「駄目だ。テメーに料理任すと、ロクな気がしねー。」

一護ははっきりと意見を述べたが、ルキアは堂々と無視り、下の階へといった。



次の更新は金曜日です。次回、あとがき掲載予定です。

イチルキ小説です。ちょっと、初めってこともあって、紹介みたいなものも入っていますが気にしないでください。


Summer and 白玉。 (ルキアがソウル・ソサエティに行く前。)



ジリジリジリジリジリジリ

ミーンミーンミーン


AM 8:00 まだ夏本番ではないというのに、本日もとても暑い。

夏のまぶしい日差しが、ベッドで寝ているオレンジの髪の少年を照りつける。

「う~ん・・・。」

少年はベッドからゆっくりと起き上がり、背伸びをする。

「一兄ぃー!もう行くからねー。」

「お兄ちゃんー!行ってきまーす!」


窓の下には、彼の妹、遊子と夏梨、そして父・一心が手を振っている。

一心は手に桃色と白色の水玉模様のうきわを持っている。


「おー。行ってらっしゃい。」と、彼が眠そうな顔で下を見下ろす。

見送ると同時に、後ろにある押入れがガラガラッと勢いよく開いた。

「うおおおっいッ!!」

「何だ騒々しい奴め。いちいち叫ぶな。一護。」


ーオレンジ髪の少年、彼の名は黒崎一護。

現在死神代行の兼高校生である。


そして押入れから出てきたのは同じく死神・朽木ルキア。

尸魂界から彼女はやってきて、現在一護の部屋に居候中。


ーーこれが今の黒崎一護の現状。


「ルキア。朝飯、もってくるから、ちょっと待ってろよ・・・。」

一護は押入れで堂々とくつろぐルキアを不機嫌そうな顔で見つめながら、下の階へ向かった。




続きは次回です。更新予定は水曜日です!



ここではBLEACH・CP小説公開しています。メモ

ブログの説明にもあったとおり、基本のCPは黒崎一護×朽木ルキアが中心になっています。

他にも色々挑戦する予定ですが、今はイチルキ最高主義で、やる予定です。


まず、管理人的にイチルキはこうでなくちゃビックリマークというのを紹介します。

1 お互いに喧嘩しあっていること。

管理人はこの言い合いにひかれて腐女子になったのですニコニコ

2 お互いが素直じゃない所。

照れあってなんかいたらもう・・・最ッ高!!

3 ルキアに一護がツッコむこと。

まぁ、私的に基本形。(笑


まぁ、こんなところです。

小説は定期更新して行こうと思いますが、部活が忙しくて更新できない日もあるかもしれません。

なるべく、月・水・金・日曜日に更新予定です。

ではでは。少ないですが、此処までで。