成駒屋 | ✈地球サイズの晴天* 100カ国traveler旅ブログ

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これまで100ヵ国を旅した東京で働くさらり~まん兼バックパッカーが日本と海外に関する旅とグルメの情報・ディープスポットを紹介します.
The traveler working in Tokyo who traveled to 100 countries to introduce Journey of information blog.


私は2幕目+3幕目狙いだったので、開始のだいたい30分前に行列の並び

に入りましたが、70人くらい前にいた人は、ほとんどが1幕目からのお客さん

だったため、2幕目スタートのお客さんの中では、4番目となることができました。


幕見は続けて購入しておくこともできますため、実際は、77番でしたが、

90番以内でしたので、立ち見ではなく、椅子席確保が決定。最初から

座って観賞することができました。2幕目と3幕目も時間を取ってくれる

ので、さらに空いた中で、良席に移動することもできました。幕見の

必勝法という訳ではないですが、見たい幕の30分前に到着する、

前の幕に間に合いそうでも、90番を超える番号かどうか、スタッフの方

が、カウンターを持ってますので、それを聞くのが良いと思います。

また、4幕あって、やはり、後半幕の方が、クライマックスというか、メインな

ようなところもありますので、一番おすすめは、3幕+4幕、次に2幕+3幕

かなと思います。1幕だけですと、歌舞伎のバリエーションが分かりづらい

ので、2幕は見ていいと思います。2幕2千円で歌舞伎鑑賞ができて、

カジュアルな服装で気楽に見ることができます。3幕見るならば、普通席で

4幕見る方がお得と思います。後列座席指定券で4千円。立ち見になる

不安も、30分前に並ぶ必要もなくなりますので。

2幕見席、顔見世それで初めて見た感想ですが、やはり衣装や所作、

声の出し方など、とても歌舞伎らしいというか、これぞ伝統芸能だなと

勉強になりました。ただ最初に感じていた敷居の高さはあまりなく、

むしろやや下世話だったり野蛮だったりするシーンもあったりして、

やはり大衆芸能なんだな、もっと気軽な感じでいいんだなって思いました。

最初2幕目の毛抜きも、次の3幕目の獅子舞も、まったく違う雰囲気の

歌舞伎で、奥行きというか、芝居バリエーションの広さも感じられました。

それと観客席後列から、タイミングよく例えば「成駒屋」という掛け声が

飛び交うのが面白かったです。故逸見正孝さんばりの美声で、落ち着いた

掛け声はすごいなと思いました。この芝居の中で、よくタイミングを

間違えることなく、しかも恥ずかしくもなく、声が出せるというのは、

なかなか常人がなせる技ではないなと思った次第です。

私が覚えているだけで、今回は、音羽屋(おとわや)、澤瀉屋(おもだかや)、
高麗屋(こうらいや)、橘屋(たちばなや)、成駒屋(なりこまや)、山城屋

(やましろや)の掛け声があったやに思いました。誰がどれとかまったく

わかりませんでしたが。笑。