以前から、一度歌舞伎を見に行こうと思い、この日は予定もなく、調べていくことに
歌舞伎座は、東銀座の駅から直結で、とても便利です。
また地階はこびき小路というお土産物屋さんやお弁当、
コンビニもあって、観劇前に便利。
歌舞伎というととても敷居が高いと思われているところがあって、私も
実際調べるまでそう思っていましたが、昔からあった大衆芸能で、
伝統的に長く続いているから、重く感じられがちですが、実はもっと
気軽なものなんだな、って思いました。
高い客席は着物のお客さんとかもいらっしゃいますが、
後列や幕見席という切り売り席などは、カジュアルな服装の方も多く、
外国人観光客も気楽に入れるような雰囲気となっていました。
歌舞伎は午前公演、午後公演と一日二回上演していますが、1公演で、
4つの幕に別れており、4幕それぞれ30分程度の間を空けているので、
1幕だいたい1000円~1200円とかで、例えば、幕見の前の列に座って
いる後列席は4000円とかですから、1幕~4幕まで通しで見るならば、
後列席を購入するのがベターと思います。幕見席は、座席指定ではなく、
当日券しかないため、立ち見となる可能性が高くなっています。幕見は、
椅子席が90人、立ち見が60人の150人が自由席となっていますので、
幕見券の番号が、90番以内ならば、座ることができます。
各幕どこから見るかで行列を分けている訳ではなく、1列にして、購入希望に
合わせて、お客さんを分岐させていくので、歌舞伎座に付いたら、ともかく、
行列に並ぶ、ということが重要です。案内係の人が何人かいて、特に幕見で
初めて歌舞伎に来たというお客さんがほとんどなので、懇切丁寧に説明して
いただけます。その応対を見ていると、さすが日本文化を誇る歌舞伎座で
働くスタッフだなと感心するお客さん裁きで、素晴らしいオペレーションだなと
思いました。