父が夢に出てきた。
何か、サプリメントのようなものを飲み、私と妹(たぶん)に「ほら、飲んだぞ!」と見せてきた。
関心のなさそうな妹を見て、私は「褒めてあげてよ〜。」と言い、
父に「すごいね!」と言った。
父は不安そうに、怖い顔をして、「自分が何かおかしいのか?」と迫ってきたので、私は
「おかしくないよ。お父さんは病気なの。だから、お父さんは悪くない。」
と言って父を抱きしめました。
そしたら父は泣きました。
夢から覚めた私は、胸の奥底から湧き上がる苦しさに耐えられず、泣き出しました。
お父さん、ごめんね。
心の中で謝りまた泣きました。
たまに夢に出てきては泣かされます。
気がつけばお彼岸前。
父はだいたいお彼岸やお盆前に現れます。
父の想いなのか、私の想いなのか、
今年も心を込めて供養をしたいと思います。
悔やんでも、残された者にできることはそれしかないことはわかっています。
夢で伝えた言葉が伝わっていたらいいなと思いながら、
もう一度寝てみます。