以前の記事(2016‐01‐21)でミドルキックのフォームについて解説致しましたが、ミドルキックは自身の脛や足首から甲の箇所で相手の胴体部めがけてへ攻撃する技であります。
特に人の胴体部右側には肝臓(レバー)がある為、その箇所に上手くヒットさせれば相手のスタミナを奪ったりダウンを取ることも可能です。
右構え(オーソドックス)の人はスイッチを使い左ミドルを出したり中には敢えて左構えにコンバート(コンバーテッドサウスポー)する選手も珍しくありません。
ミドルキックは相手の胴体部めがけて蹴る以外にも有効な使い方があります。
それは腕部にめがけて蹴るミドルキック(ミドルとハイの中間位の高さ)です。
目的は相手の腕にダメージを与えたり、それによってガードを下げさしたりする為です。また、相手のパンチをけん制するにも有効でしょう!
サムゴー・ギャットモンテープ選手の蹴りは相手の腕を破壊する!
それぞれ使い分けながら試されては如何でしょうか?