昨年に続いて、静岡鉄道の車両が昨日深夜に陸送されました。
昨年の記事はこちら↓
今回のは最後の1編成の陸送となります。旧来の1000型の編成は全部で12編成ありましたが、順次A3000形に置き換わり、今回ので12編成がそろったことになります。
陸送というのは、線路を使わずに車両を輸送すること。
2月5日午前零時に富士駅を出たトラックは、国道一号線バイパスを通って静岡市の流通通りに入り、午後1時17分に古庄付近にやってきました。
こちらです。銀色に輝く電車の車体を積んだトラック。
鉄道の台車を外して、トレーラーに固定されています。
屋根の上にパンタグラフがある車両、A3012です。
午前1時18分。流通通りの静鉄踏切を渡る電車。なんだかシュールです(笑)
踏切を越えた先は国道一号線。
国道一号線を右折して、車両基地がある長沼方面に向かいます。
その1分後・・・もう一両の車両が流通通り北側からやってきました。
パンタグラフがない、A3512です。
これまた踏切を渡っていきます。
昨年の搬送時は連結部分がむき出しでしたが、今回は蓋がされていますね。
今回はもう最後の陸送ということだったので、長沼駅に入るところまでお付き合いすることにしました。
流通通りの踏切から、徒歩で長沼駅に向かいます。5分少々かかるところですが、電車の方も大回りして受け入れ準備待ちなどしているので、徒歩の方が先に到着します。
午前1時40分過ぎ。長沼駅前の狭い交差点にA3012の車両がさしかかります。
交差点にはカメラマンの列。30人くらいいたでしょうか。目の前をゆっくりと曲がっていきます。
後ろ側の台車も、リモコンで舵が切れるようになっているようです。
長沼駅の踏切を渡っていきました。
続いてA3512が踏切を渡っていきます。
道路標識と電車・・・これまた珍しい組み合わせ。
駅前の通りから長沼の車両基地に入る場所がこれまた狭い難所。
慎重に舵を切って、ギリギリの所を通過していきました。
ゆっくりと車両基地に入っていきます。
これにて陸送終了。無事到着です。
これで12編成がそろったことになります。いつから走り出すんでしょうね?
そして旧型の1000形ラスト1編成となった、1008・1508の引退も気になります。
とりあえず眠くなったので、撤収~。