主人公のいないドラマ | 交心空間

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◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇


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 ラジオドラマ『アジア・パーティーライン』の発想は、このブログテーマの
最初(2005年11月27日記事)でも伝えたように、ふたつの映画『12人の優しい
日本人』と『宇宙戦争』にあります。これをヒントに「複数の人がある状況下
で思い思いの考えを述べる。それぞれの観点は違っても目標を同じくして問題
を解決する」「舞台をラジオ番組に置き、現実の放送なのかドラマなのか、リ
アリティを高める」というコンセプトを打ち立てました。
 ストーリー展開は、当時(1994年)広島で開催される第12回アジア競技大会
を睨んで「アジア」を素材にして、電話を使ったラジオトーク番組「パーティ
ーライン」を設定しました。そこで飛び出す様々な話題を、番組に参加した人
々が「自らの力で何とかしようとする姿」を描くものです。それゆえこれとい
った主人公はいません。裏を返せば参加者それぞれが主人公でもあります。人
物像を重視し、様々な人間性に取り組める「アンサンブルドラマの形態」を採
用しました。

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