昨日まで開催されていた「ジャパントラックショー2024」を半分仕事で見物してきました。同ショーは2年に一度の開催で、今回で5回目。私はほぼ毎回訪れ楽しませてもらっています。
その名称の通り商用車とその周辺関係に特化したイベントということもあり、ジャパンモビリティショーと比べるとビジネス要素が強いのですが、子連れで行ってもクルマ好きのお子さんなら何とか楽しめると思います。
私は初日の午前中に行ったのですが、多くの人で賑わっていました。いすゞ、UDトラックス、三菱ふそうトラック・バス、日野、ボルボ、スズキと国内の主要なトラックメーカーが出展しており、実車に見て触れることができます。
ボルボのトラクターヘッドも長蛇の列です
いすゞは昨年フルモデルチェンジしたエルフとフォワードが見所(写真はフォワード)。
新型の大八車?!ではなく、これはボディメーカーのパブコが創業期に製造していた大八車のレプリカ。約120年の社史を振り返る展示物でした。
昔ながらのデコトラもいますが、
最近はエアロパーツや動物よけのグリルバーなどを装着するユーロスタイルが伸張しているそうです。グリルバーは動物との接触時にラジエターを保護してくれるため、実益も兼ねているとのこと。確かに最近は動物出現が増えており、個人事業主のドライバーさんにとっては切実ですね(修理期間中、稼働できなくなるから)。
タイヤに装着しないチェーン(タイヤの回転力を使って路面とタイヤの間を回転して滑り止めになる)など、乗用車の世界にはないアイテムに毎回感心させられます。
展示即売品も多数ありますが、やはり一つ一つのサイズが大きいです。マニアの方ならこれらを見ているだけでも楽しめるでしょう
出展物で「欲しいな」と思ったのは、写真上のファイヤー ショーカ スティックです。不活化ガスを噴霧して消化する優れもので、消防法上「消火具」という扱いになります。
見た目は大きい発煙筒といった感じですが、粉末式消火器よりはるかに扱いやすく軽量コンパクト。なにより噴霧時間が長く、肝心の消火能力も期待できます。さらに、粉末などが残らないため、対象物を傷めないというメリットもあります。
右の消火器と比べると大きさの違いは明白。車載用に最適ですし、家庭用にもお薦めできると思います。
会場内では特価で販売されていました。1万5千円を超えるため今回は見送りましたが、モータースポーツでも採用例が増えているそうで、今後見る機会が増えそうなアイテムでした。
思わず足を止めてしまったのはヨシオのブース。こちらは反射材のメーカーさんで、今回はサビ取り剤をメインに展示されていたのですが、トラックの車内で使う扇風機や電熱ブランケットなど、自社アイテムの展示販売もしていました。
私は写真上の腕や足首に巻き付けて使う反射材「ピタッくるJW」を購入しました。もちろんバイク乗車時のためです。
同様のアイテムは100円ショップにも置いてありますが、百均製品の幅は狭く、何より長さが短くて足首だと回りきらず、使いづらいのです。
価格は会場内特価でなんと1本100円!(しかも税込み) 私はブルーを2本を即買いさせてもらいました
イベントは、こういう思わぬアイテムとの出会いも楽しみの一つですね。