わが家の2024年の計は「脱写真印刷」と決め
ていました。これまではすべてのイベントを半年か年末にまとめてL版で刷り出し、アルバムに収録していましたが、このままでは収納場所に困ることと、インク代もバカにならない、SDGsなどの観点から「脱紙」を実践することにしました。
とはいえ、すべてを止めるわけではなく、良磨のアルバム用や親族・友人向けの写真印刷は継続します。いわゆるスナップ写真は、すべてデジタルフォトフレームで鑑賞することにしました。
デジタルフォトフレームは、良磨の出産祝いで友人から小さな機器を頂戴していましたが、すでに数年前に故障。新たに購入する必要がありました。タブレットやスマホが普及している中で「今さらデジタルフォトフレーム?」とも思いましたが、写真立てのようにインテリアの装飾の一つにもなるし、写真を見るだけの専用機器があっても良いかと考えました。
デジタルフォトフレームは、家電量販店ではもちろん、ネット通販でもすでに化石扱いとなっており品数少なめ
そんな状況下で今回購入したのは、Amazonでセール中だったコダックRCF-1012W。見た目が一般的な写真立てに近く、画面が10インチと大きめ、あとはフィルム世代には信頼感があるコダック製品だったからです。
コダックはフィルム事業からの転換に失敗し、10年以上前に倒産。今は商業印刷機器を中心に、このようなデジタル機器も販売しています。ただし、デジタルフォトフレームは日本法人で取り扱いはなく、保証は期待できません。まあ、セール価格で8300円程度でしたから、何かあっても大きな痛手ではありません。
本体以外に電源ケーブルとUSBケーブルが附属されています。
性能はなかなか多機能で、動画や音楽も再生できます。また、Wi-Fiが入っているためネットにつながり、天気や時計・カレンダー情報などを取得できます。さらにスマホに専用アプリを入れれば、写真や動画の送信もできます。
白い本体に茶色の木目調パネルがはめ込まれているつくりで、外すこともできます。背面に足を付けて使うことも、壁掛けで飾ることもできます。主電源ボタンは背面に隠れていますから、壁に掛けるといちいち外す必要があります
ちなみにこのモデルに人感センサーは付いていません。私は写真鑑賞時以外は電源オフの使い方なので、人感センサーは不要でした。
スロット部にはSDカード、イヤホンジャック、USBポート、MiniUSB、電源ジャックが並んでいます。内蔵メモリーは16GBありますが、通常はSDカード内の写真を見るつもりです。
▲時計
▲カレンダー
▲天気予報
▲カレンダー付きで表示も可能。ちょっと懐かしい写真です
▲縦位置写真は自動で回転されるようです
とりあえずはテレビ台横に置いてみました。画質はまずまず。基本的にタッチパネルで操作するしかないため、傷防止のフィルム(10インチ)を貼って対応しました。