愛機カブに再び乗り始めて早1年以上。かねてより「早く着けた方が良いぞ」と思っていたアイテムをようやくゲットできましたドライブレコーダーです。
オートバイ用はいくつも販売されていますが、私が求めた条件は、
1.1台で前後同時録画できる(前後カメラ付き)
2.常時電源を取らなくてもバッテリーで駆動できる
3.取り外し自由で、自転車でも使える
4.Wi-Fi搭載でスマホと連携できる
5.価格は1万円台で
この条件を満たしていたのは、今回購入したMAXWIN 2カメラウェアラブルドライブレコーダー BDVR-A001(写真下)でした。似たような製品はいくつかありましたが、条件1を満たせるのは、これくらいしか見当たりませんでした。
前方カメラのみなら1万円以下で多数激安品が流通していますが、前後となると価格は2万円近くします。また、中華系製品のため、実機の確認は不可能。ネット通販の口コミを信じて、アマゾンのタイムセールで1万5千円以下になった1月末にポチッとしました
カメラ本体は、しっかりした箱に入って到着しました。取扱説明書もまずまずのモノが入っていますし、ホームページからもダウンロードできます。
大きさは手のひらサイズで重さは100グラム未満。小さくはありませんが、前後2カメラ搭載のため致し方ないでしょう。
操作ボタンは3つで、すべて上面に配置されています。メーカー名の上の◎は充電ランプです。スイッチは大きめのため、グローブを付けていても操作可能です。
記録用のmicroSDカードと充電&データ通信用の端子(microUSB)は本体横に。ここに電源をつなげば常時電源で使用できます。
愛機カブに常時電源は設置していないため、走行中に電源が切れそうになったらモバイルバッテリーをつなぐつもりです。電池は約2時間半保つようなので、長距離ツーリング時以外は充電不要でしょう。
カメラの取り付けは場所は、車体、肩(リュックのショルダーへ装着)、ヘルメットのいずれかになります。私はバイクも自転車もヘルメットに付けることにしました。前方だけならハンドルやミラーの根元に付ければいいのですが、前後同時撮影となると、ヘルメットが1等地となります。
▲ブラケットを両面テープで貼り付けて、そこにカメラを据え付けます。カメラの三脚と同構造の土台を付け外しするだけなので、前後角度さえ決まれば楽ちん
▲自転車用は前後が見渡せる頭頂部に取り付け
▲自転車用はブラケット付きのバンドをヘルメットの穴に通し、ラッチ式の固定具でカメラを装着します。意外とガッチリ固定されます
ちゃんと撮れているかは、スマホへWi-Fi接続すればリアルタイムで確認できます。少し近所を走り回って取り付け角度を調整しました。
前後の動画リストもスマホで即確認できます。万が一の時も安心です。
ちなみに各操作に対しては「録画を開始します」「録画を停止します」といった感じで音声が流れるため、ヘルメット越しでも確認できます。心配な方は操作を確認してからヘルメットを被ればOKです。
それにしてもこういう「あったらいいな」の自動車関連の製品が、なぜ国内メーカーからリリースされないのでしょうか。先日取り付けたクルマ用ネックパッドもそうですが、日本人として残念です
さて、肝心の撮影画像は以下に羅列します。
▲バイク前方画像。左前方が若干隠れていますが、画角は広いです
▲バイク後方画像。信号機もナンバープレートも読み取れていました
▲夜間の画像。体が動く自転車乗車時のためブレ多めです
▲自転車後方画像。街灯がある道なら問題なく撮影できています
このドラレコに弱点がないわけではありません。
1.カメラに手ぶれ補正機能が付いていないため、頭の動きが大きいとかなりブレる
2.生活防水レベルのため雨天時がちょっと心配(ラップでも巻く?!)
3.音声も録音できるが、風切り音はかなり入る(特にバイク)
といったところでしょうか。まずは使ってみて、気になる点があればまたレビューします。
最後に、ドラレコステッカーも一応貼ってみました(ラフ&ロード川崎店で調達)。これで安全対策が一つクリアできました