こないだの京の冬の旅で訪れたお寺の記事を先に紹介します。
まずは東本願寺です。今回は大寝殿と白書院が初公開となっていました。
 
2022年に修復工事がなされていた阿弥陀堂門が、屋根も葺き替わって威容を取り戻していました。
 

 
門の下から阿弥陀堂を望んだところ。
 
 
大寝殿と白書院は東本願寺の境内の北端にあります。
見学コースの受付を入ると、まず視聴覚ホールに親鸞聖人の生涯のパネル展示やビデオ放映などがあります。
 
そこを過ぎて大寝殿の廊下を歩いて奥に進みます。
大寝殿も白書院も明治期に近代和風建築の粋を集めて再建された建物です。東本願寺は幕末のどんどん焼きで灰燼に帰す被害を受けています。
 
 
その廊下の東側にある菊の門(勅使門)の裏側。大寝殿の表門にあたり、こちらも明治期に建てられました。
 
 
奥に進むとお庭の残雪が目立つようになってきました。
 
 
白書院は来客の接待などを行う場所です。
 
 
白書院の向かいには能舞台があり、現在でも能の公演や特別コンサートが開かれているようです。
 
 
 
白書院の中に入りました。載仁親王とは閑院宮載仁親王(かんいんのみや ことひとしんのう)のことのようです。
 
 
透かしの彫刻で飾られた違い棚。
 
 
ちょっとした廊下にもシンプルな意匠を感じます。
 
 
白書院の中から見た能舞台。こんなアングルで観劇できたのかなぁと思いました。
 
 
白書院と能舞台に挟まれたお庭。奥に大きな御影堂と京都タワーが見えます。
 

御朱印はありません。