雛ァ──!!! と叫びたくなるような今回でした。いやほんと、この話を読み返したくなるほど好きなんだよね……。神回というか、そんな気がする……。

 

 

今回の話としては、千夏先輩の女バス試合と大喜や雛の日常が交互に進んでいくスタイルでした。と言っても、今のところでは千夏先輩のインターハイについて原作で触れているところはあまりないし、物凄く忠実だなあと思えばそれまでなんですが。ただ、時間が過ぎる=女バスの試合が進む、という解釈も入れてきたのは制作委員会らしいなあと。

 

まあやはり、今回で注目すべきは雛の告白シーンだろうなあと。原作でも、ここは結構ドキドキした場面でもあるし、この場面が忠実に、かつ大切に描かれているところを見ていると、恐らく雛推しが制作委員会の中に居るんだろうな。そのぐらいかわいいし、雛の片想いでドキドキさせられる読者が多いもん。そりゃ雛が可愛くなる。

 

しかも、雛が何となく冗談を言っている素振り、どこか気まずい雰囲気でもあるんだよね。本人はどこか不真面目に、笑いながら言っているように思えても、告白をされた大喜(しかも初めてらしい)は恋愛的な意味合いで困惑してるから笑えないし。雛としては「十分に考えて」という意味合いが込められていると思うし、無論自分が片想いをしているから振られていることを予想しながら、敢えて告白をした。自分としては思いを告げないと「限界」だったのかなって。

 

ただ、一度告白を受けた男子って「好き」じゃなくても意識してしまうはずで、それが無論大喜にも出ていたという。彼の無自覚人垂らしな部分もあると思うんだけど、結局今まで「親友」として意識していたはずの人が「自分を好きな人」として意識するのは、急な展開で頭が追い付かなくなるし、どう接したら良いのか迷ってしまうのよね。

 

で、次回は千夏先輩の誕生日回。期待期待。

 

 

第1話・第2話連続での放送。このままのクオリティーを維持することができれば、アニメーション担当している会社の株が上がりそうだな……。それにしても、第1話・第2話連続放送って『薬屋のひとりごと』並みの力の入れようだなあと。

 

 

第1話・第2話連続での内容は、いわゆる「ナイトミュージアム事件」の話。この事件は原作で何度か名前が挙がっていたものの、なかなか一つの話としてはなかった話だったので、こうしてアニメとして見られるのはとても嬉しい。というより、こういうアニメオリジナル話をしてくれるの、大好物すぎて笑える。

 

それで、この事件は単純明快な概要なんだけど、「青い血液」と「獣のような生き物にまるで食い千切られた左脚」という二つの事実のせいで色々とややこしくさせてるんだよね。話としては特別複雑じゃないんだけど、どこかこの二つのせいで難しくさせているというか。

 

まあだけど、二つのうち前者に関しては被害者本人の体質によるものだから、あんまり事件と絡むことはないんだけどね。どっちかというと後者の事実が事件を余計にこじらせているようなもので。そりゃ普通の人=小鳥遊先生や鴻ノ池が戸惑う訳なんですよ。(けど鷹央先生だけは異なり、そういう謎に直面したときは決まって目を光らせる。だからか、小鳥遊先生は「ああ、またか……」というような表情をしていたんですね)

 

ちなみに、「ナイトミュージアム事件」とは直接関係の無い話なんだけど、鷹央先生のディスプレイに映し出されていた「大宙神光教」とか、「楯石希津奈」の名前とか、後々の展開になりそうだなあと関心深くなってました。前者は鷹央先生と小鳥遊先生の最初を描いた『スフィアの死天使』に出てくる宗教組織、後者は『久遠の檻』に出てくる最重要人物。はてはて、この二つはいずれ物語に関わるのだろうか……。

 

でもまあ、オープニング映像に『火焔の凶器』と思しき光景であったり、小鳥遊先生の所有する車が初代のものとかを考えると、物語構成は今回みたく、2話連続の事件が挟むんだろうなあと考えられる。多分、『推理カルテ』の方で収録されている短編と『事件カルテ』の二つを交互に挟み込むのかなと。……となれば、アニメ版『天久鷹央の推理カルテ』を制作陣はつくろうと画策している感じか。原作者が直接関わるアニメだし、恐らくそうなるのだろうな。

 

一通り書いてみたけどこんな感じだろうか。次回の話は「閃光の中へ」という『推理カルテ』の方に収録されている短編だし、一話完結になりそう。

何にも語ることのない、ただの雑記程度として読んで欲しいんだけど……元日で某アーティストが某投稿で炎上・非難殺到したことで言いたいことがあります。

 

と言っても、その方を擁護することはないんだけど、明らかに「これ、事実誤認じゃない?」って思うところがあるので書きます。そういうところは私にとって許せないので書きます。何度も言うけど、擁護じゃないからね?

 

該当投稿は既に削除済みだし、画像もあらかたなくなっていると思うから掲載しないんだけど、どのような画像であったかは一通り説明しておく。

その投稿に掲載されていた画像についてなんだけど、その某アーティストが友人と共に肩を並べて一緒に笑顔で写っているというもの。この文章だけでは単に問題のないように思えるけど、その友人と一緒に取ったポーズが少し問題なわけ。

 

そのポーズって、まあいわゆる、皆がよくやる片手銃の真似を上に向けたポーズなんだけど、写真のサイズのせいか、友人はしっかりとそのポーズを取っているものの、某アーティストだけは「まるで」中指を立てているかのように思えている写真に見えてしまった。

 

「まるで」を強調したのには訳があるんだけど……果して友人と一緒に写真を撮るとき、違うポーズで撮ることがあるのだろうか? ということ。違うポーズよりも同じポーズで撮った方が「仲の良さ」をアピール出来るから、尚更皆やるわけです。無意識にやっているけど、あれ結構心理的な影響を及ぼしているのです。

 

それが根拠となるわけなんだけど、某アーティストもまた隣に写っていた友人のポーズと同様に取っていたと思う。取っていたと思うのよ? けど、写真のサイズによって、それが「あたかも」中指を立てているかのような構図となり、結果的に炎上してしまい、非難が殺到してしまった。

 

こんな感じです。今、SNS上で広まっている流布は事実誤認が含まれているので、私の記事を参考にして下さい。それ以降、誰がどのように考えるかは本人次第です。どう考えようが、それを止める権利なんて誰も持っている訳ないけど、誹謗中傷だけは絶対に止めてね。

 

あと、この事例に基づいて音楽性を批判することもね。感性が合わなかったら、聴かなければ良い。ただそれだけの話。

 

 

年明け一発目の放送。いきなりインターハイから始まるらしいです。

 

 

2クール目から徐々に掘り下げが始まると思うんだけど、原作の良さを最大限に活かしている制作委員会の皆様なら問題無用でした。今回から少しずつ掘り下げが始まってきたし、ここから更に面白くなってくるんだなって思うと心が躍ってきます。

 

その掘り下げなんだけど、針生先輩と花恋の関係性について掘り下げられましたとさ。この2人については昨年まで有耶無耶だったものの、その関係性が説明されて「なるほど」となった。まあ、彼らは小学5年生からの幼馴染みで、近所どうしの付き合いだそうで。会う回数を増やしていったら、次第に互いの距離が縮まったという。

 

この馴れ初めが少し長めに描かれたんだけど、「水」の表現が個人的に凄く見惚れてしまったんだよね。1クール目の時に放送された水族館回の時も思ったことなんだけど、この作品って「水」についての透明性を最大限発揮されている感じがするし、それに伴ってキャラクター自身も「まるで映画」を見ているような感じになっているから、色々と見惚れるんだな、これが。

 

その際に花恋が言っていた台詞が小学5年生の時の台詞だと思えないぐらい、心にグサッときた。ただ苦手なことを苦手にしちゃいけないと思うし、それをずっとそのままにしてはこの先永遠と苦手になっていく。だから、今何とかして「苦手」を「得意」にしていく。そして未来の自分へと繋げていく。

 

『アオのハコ』って、原作者の三浦先生が単行本で書き記していた訳なんだけど、「誰かの為の作品」と記していたんだよね。その「誰かの為の作品」がアニメに忠実に再現されてて嬉しい限り。後々の名言もアニメで聞けると良いな。

 

その花恋が大喜に言っていたことなんだけど、確かにそうだよねって思う。ただそれは彼が盲目的になっているのではなくて、無自覚的にそうしていたものだから何も言えないです。彼って「無自覚人たらし」なんですよ。

 

2クール目前半はインターハイで使いそうな予感。その後は文化祭で雛のシーンが多くなりそう……。

 

 

そこで終わるかぁーーーー!!! 気になりすぎる締め方で1クール目終わったけど、ここから更に面白くなるんだろうな。うん。

 

 

今回の話は大喜と雛の夏祭りがメインでした。大喜は雛のことを特に思っていなさそうなんだけど、雛は彼に対して絶賛片想い中だからドキドキしちゃうのね。いつもよりメイクアップされているところとか、いつも以上に服装に気を配っているところとか見てしまうと、彼のことが好きなんだなあって思う。

 

けどそこに千夏先輩の片想いが入るとか!! 原作者は鬼か!!! 雛の片想いが入るだけでドキドキするのに、千夏先輩の片想いも入れるとか鬼か!!!(褒め言葉)

総じて最高です。雛の片想いは勿論、その思いに気づく千夏先輩の気配りとか。もう最高です。

 

……でも、大喜って想像していた以上に鈍感なんだなって。原作でも思っていたことなんだけど、自分が千夏先輩に対して好意を抱いていること以外に気づかないし、バドミントンのこともとにかく自分に集中しているから、それだけその人のことが好きだとか、バドのことが好きなんだなって思う反面、夢中になってしまえば周囲が見えなくなってしまうんだなって思う。良いことだと思うけど、雛の思いに気づいていない彼を見て何とも思えないです。

 

まあ、そんな彼が信頼している匡のことを考えると、確かに信頼に値する友人なんだなって思う。匡って面倒見のある人物だと思うし、周囲を意外と見ていることが多いというか。んでもって、他人の気持ちを深く察することが出来る優等生ってイメージ。ハイスペックかな?(すっとぼけ)

 

だから匡には千夏先輩の同居について話したのかなって。皆の憧れである先輩と一つ屋根の下に住むこと自体、どのくらい凄いことなのか大喜自身が理解している上、匡自身も分かって誰にも話していない。二人ってものすごく良い関係性を築けているんだなって改めて思う。

 

次回から2クール目突入! 果して1期のうちにどこまで進むかな……?

(個人的な予想では、2期で長野合宿編をやると思うので、1期はその手前までやると思います。意外とスローペースなのはそのためだと思うし、2期の主題歌で使いたいアーティストがいるからかな……? 個人的に長野合宿編のところはNovelrightさんが合うと思ってる)

 

 

花火大会ィーーーー!!!!!!!!!!

 

 

今回の話は大喜たちメインで千夏先輩はサブという、少し珍しい構成。と言っても、原作を既に織り込み済みの私からしたら、ここから暫くは日常生活がメインの話なのでかなりほんわかになると思います。ここから先、メインとなってくるのは雛の恋模様だし。

 

その雛なんだけど、大喜との馴れ初めが描かれました。中学一年生の際に初めて会話して、花火大会で彼らは仲良くなったらしいんだけど(大喜曰く、その頃から暴力を受け始めているらしい)、この頃はまだ別に恋心はなかったんだなあと。ただ、その恋心もどこか微かに思っていたわけだと思うと、どこかキュンキュンと来てしまう……。

 

ただ、その大喜は雛に対して何も思っていないらしく、「普通の女子」としか思っていないらしい。まあ、千夏先輩に対してとにかく一途な気持ちを貫いてきた彼らしいなあと。そんな大喜が初めて弱気な態度を見せた時、「彼らしくない」って思った。その箇所を雛が突くのはかなりベタだけど熱い展開で心が盛り上がった。

 

その時の台詞も雛らしい一面もありつつ、どこか大喜に対しての想いが含まれているんだなあと思うと、切なくなる気分でもある。「ダサいぞ!」って言う台詞、雛が今のところ言える最大の台詞だなあ。

 

そんな雛だけど、大喜との花火大会で浴衣姿で現れてきました。さてさて、彼女の恋模様はどうなるのやら……?

(ちなみに、匡が寝込んでいるあの場面は今後の掘り下げに少し必要になってきます。←)

 

 

──大名作──

 

ありがとうNHK。ありがとうランプ。ありがとう澤井脚本。

やはり裏切れないですね、NHKドラマ。純正なるドラマ構成が今期で一番光っていた大名作だと思います。

 

 

というわけで最終話は学会発表の話。最終話なのであまり深掘りされることなく、話がトントン拍子で進んでいく中、学会発表までに至るドラマが展開されていって感服でした。

 

学会発表に至るまで流れで細かく言及することはないんだけど、ここも藤竹先生は「指示」を出すだけで「不介入」の立場を堅持したのは非常に彼らしいなあと思う。それに、スピーカーとして呼ばれた木内先生の教師像も藤竹先生と似たようなものを持っていて良かったです。これぞあるべき「教師像」の姿だよねって。

 

どういうことかって言うと、藤竹先生も木内先生のどちらも「生徒に深く介入していない」ということなんですよ。これは何度も言ってるけどそれほど大事なことで、生徒に深く介入し過ぎたらその生徒は考えなくなるし、逆に最初から介入しないと決めたらそりゃそれで生徒が困り果てるだけなんですよ。要するに生徒との距離感を大切にしているってことなんだけど、もし生徒との間で行き詰まっていたら適度に「アドバイス」を与え、生徒間で議論が活発化したらそれを後ろから見守るということ。これ、現代の教師が全員行っていると思う。

 

まあ木内先生の方が若干介入しているかなって思ったんだけど、それは彼の人格なのかなって思う。彼の全日制と定時制の行き来した経験がここで活かされているって感じ。

 

後半の学会発表はドラマオリジナルと原作シーンが上手く重なっていて凄く良かったです。どこがオリジナルで、どこが原作シーンなのか、全然見分けが付かなかったもん。凄いわ……。

 

あと、学会発表中に岳人が呆然としているところなんて、ジーンと来ちゃったな。藤竹先生の案内がなければ岳人は今学会発表の場に立っていない訳だし、もしかしたら悪い仲間達=三浦たちと未だ連んでいたかも知れない。そうなると、朴も未だ三浦たちと連んでいたかも。でも実際はそうなっておらず、岳人は学会発表の場に立っている。多くの聴衆たちが自分に視線を向けていることに深く感銘を受けたんだろうな、と思う。

 

(余談だけど、朴はそんな岳人に惹かれたんだなあって今思う。「今の自分じゃいけない」って言う気持ち、今も昔も通じて重要な気持ちだと思います)

 

こんな感じです。私個人の総評としては「大名作」の域ですね。さすがNHK。侮れない。

 

※個人的好きな話

第1位:第4話「金の卵の衝突実験」

第2位:第6話「コンピューター室の火星」

第3位:第9話「恐竜少年の仮説」

 

 

やはりそこで終わるよねえ……って思った第10話でした。てか、意外とゆっくりとしたペースだから、年内は雛の花火大会で終わるのかな。まあ、アオのハコはどこで終わっても中途半端だから自然と2期作らないといけないけどね。

 

 

今回の話も日常生活をメインにした話。というより、ここから先は部活というより学校生活をメインとした話が多くなるから、ほのぼのとした展開が次第に楽しみになってくるんだよね。あと、話が進むにつれて、雛の恋愛模様も描かれることが多くなるし。

 

その雛なんだけど、千夏先輩に線引かれた太喜のことを心配していました。これは恐らく幼馴染みとしての雛だと思うんだけど、彼女として結構複雑だと思うんだよね。自分としては太喜への想いを寄せたいんだけど、太喜は太喜で千夏先輩に対して一途の気持ちがあるから素直に進めないという。幼馴染みとしての雛と、片想いをしている雛という、とても複雑な二面性を備えていて、こっちがモヤモヤしてしまうなあ……。

 

その千夏先輩は太喜とひとまず距離を置いた訳なんだけど、彼女も太喜のことを微かに想っている人だからつい意識してしまう感じかな。けど、その想いより、「親戚の家に泊めて貰っている」という感謝の気持ちが強すぎた結果、太喜と一旦距離を置こうという感じかな。自分はインターハイの為に日本に残っているんだ、恋愛なんてしている暇なんてないんだって。そんな感じで、千夏先輩は一旦太喜との距離を置いた感じだろうか。そういう千夏先輩も太喜のことを想っている、両片想いの関係なのかな、と。

 

太喜は平常運転。さて、ここからどう動くかは彼の気持ちによるぞ……。

次回は雛が多く出てきそうな予感。次々回ぐらいで花火大会なのかな。

 

 

過去の話で一番好きな原作回かも知れない。

 

今回の話はガッツリと藤竹先生の掘り下げが入りました。あらかじめ原作を読んでいる側からしても、今回の話って絶対に涙腺が緩む話だし、今までの科学部の日々が蓄積しているからこその「エモ」があるから一番良い話なんだよなあ……って思う。徐々に思っていた藤竹先生の信念が「でしょうね」って思いながらも、その信念が通じそうで通じない「矛盾」なんかも感じる。過去一面白い。

 

その藤竹先生の信念なんだけど、「科学の前では誰であろうとみんな平等なはずですよ」というもの。これって実に当たり前過ぎる当たり前で、「それはそう」としか思えない信念なんだよね。でもこの当たり前すぎる信念が実は突き通されていない状況が続き、「矛盾」という状況が続いてきた。その状況に藤竹先生は嫌気が指して渡米したり、研究者を一度辞めて定時制高校の教員になろうとした。

 

で、その定時制高校でやろうとしていた実験というのは、己の信念が果して本当なのかどうかということ。恐らく過去の記憶が彼の枷になっていたと思うし、そのせいで上手く研究しようと出来なかった日々が続いたんだろうなって。誰でも興味を持てば科学なんて無限にやれる、そう思っていたら、実はそうではなかった、そういう感じ。自分が信じられなかったんだろうなあ、って思う。

 

その実験なんだけど、教育上の観点から見たらズバリ良いところを指していて、彼の教師像が現代の教師像と上手くマッチしていて良いと思うんだよね。あるべき教師像のような気がして、今教員の仕事をしている、もしくはこれから教員になろうとしている人達はぜひ藤竹先生の教師像を見倣って欲しい。

 

どういうわけか。これは少し前の記事で話した通りなんだけど……彼って科学部の生徒には基本的に「不介入」の立場なんですよ。何かの問題が科学部の目前に差し迫った時、すぐにヒントを与えたり、答えを与えたりするんじゃなくて、まずは生徒たちだけで解決してもらう。どうしても解決できなさそうだなって思ったら、少しだけ生徒にとってタメになるようなヒントを与えてみる。今までの花氏を振り返って貰えれば、分かるんじゃないかな、って個人的に思います。

 

藤竹先生で述べるところはそんな感じかな。科学部の生徒たちも各々の個性がぶつからず、それぞれが輝いて見えるから結構良いなあと思いつつ、柳田が三浦に放った言葉が個人的にジーンと来ました。「一緒に過ごした時間がなくなるわけじゃねえだろ」、こういう言葉に弱すぎるんですよねえ…………。

 

次回は最終回。終わって欲しくないです(切実)

 

 

大波乱の第8話。ここから次回の原作回に繋げるって……澤井先生の構成力に驚くしかないですよ……。大名作の匂いしかない……。

 

 

今回の話は科学部、特に柳田を軸にした話。科学部が絶賛試行錯誤を繰り返しながら行っている実験に対し、三浦を含めた不良仲間たちに横槍を入れられてしまい、科学部自体が空中分解してしまう……そんな感じの物語。で、次回にはなんと原作回の話。思わず、「そこで原作回を入れてくるか!」と驚きを隠せていません。流石、澤井先生。

 

この話で特に思ったのは、やはり柳田のことについて。ここまでの流れで言うと、彼はやはり科学部の中で一番成長した登場人物だと思うし、周囲のことに気を配れる人物になったんだなあ……と感心していたけど、「実験」に興味を惹いているからか、案の定周りのことがあまり見えていなかったらしい。

 

人間って何だか興味があることに集中できる生き物なんだけど、それが結果的に良い側面に向くのか、悪い側面に向くのか、に分かれて運命が決まってしまうのって何だかなあ……って矛盾を感じています。柳田を見ているとその通りなんだけど、上手くいかない実験に対して、柳田と他の部員たちが衝突しているのを見てみると……まあそりゃあそうなるよねえって思う上、「大丈夫か?」と不安を感じさせるような。

 

まあ実際その通りだったんだけど、三浦たちが物理準備室にやってきて器具を破壊した後から一気に険悪なムードに陥ったし、そのまま空中分解してしまったし。けど、そこでめげなかったのって柳田の本心なんだろうなあって思いながら、最後の諦めるような様子になったのは少しだけ意外。次回に繋げるんだろうなあ。

 

このムードの中で一番柳田に寄り添おうとしたのって、長嶺だと思うのよね。当初の長嶺だったら絶対に寄り添おうとしないし、「まだそんな連中と連んでいたのかね!」の後に、「向こうは思っていないことがあるんだ!」的なことを言えるの、完全に柳田に寄り添いたいと言う気持ちが隠れてるんだなあと。

 

それに、柳田が「研究者になりたい」という気持ちを長嶺に打ち明けたのって、彼も長嶺のことを信頼しているんだろうなあと思う。互いのことを理解しているが故に起こった悲劇かな。悲しい。

 

ちなみにその柳田が「研究者になりたい」と本格的に思わせるようになったの、配慮申請の紙を受け取りに来たゆりなを見てだと思うのよね。「あ、そんな制度あるんだ」的な。「そう言う制度があるんだったら、俺も大学行って研究者になってみたいな、藤竹みたいな人になりたいな」って、そういう風に思ったんだろうな。

 

次回は本格的な藤竹先生の掘り下げかな。残り2話! ラストまで駆け抜けられるかな。