TVerで一挙配信されていたので見ていました。
このドラマ、当時中学生? ぐらいの時にリアタイしててめちゃめちゃ面白かった記憶だったので、今回再び視聴しました。
やっぱええなぁ……。当時の懐かしさも思い出しながら、「あ、ここめっちゃ笑ったな……」って思いながら見てました。
そんなドラマです。基本コミカルな描写が続いたものの、シリアスな場面はシリアスと、メリハリのあるドラマだったと思います。
全体的な感想
第1話~第10話まで見た感想として、見ててずっと飽きない、そんな感じでした。
真面目な場面もありながらも、途中でコミカルな場面も挟むし、須藤と薄のデコボココンビもまた良い味出しているから見てて飽きないんだよね。
特に第9話・第10話辺りなんてそう。第9話のほとんどはコミカルな場面だったけど、鬼頭管理官が撃たれたという情報が入った辺りから急に温度が冷め始める。普通、ずっとシリアスな場面ばかりやっていたら、大衆飽きるようなものだけど……このドラマは途中途中視聴者の箸休めって感じでコミカルな場面もあるからか、リラックスして見ることが出来た。
ただ、気になることとしては謎解き。
原作小説(と言っても読んだのはほんの2冊なので言えることはほぼない)もそうなんだけど、この作品って謎解きが中途半端。ここに関してはずーーーーーーーーーっと首を捻ったままだった。
続いては各話ごとの感想となります。
第1話
須藤と薄が初めて出会った初回の話。ここの話でも分かったんだけど、「あぁ、このドラマって基本コミカルなんだなぁ」って。
冒頭の猫=直美救出作戦もそうだし、小鳥を巡る事件も何だか見てて飽きない。それどころか、ミステリ特有の重たくなる雰囲気とかはそんなに感じず、リラックスして見ることが出来た。
須藤の薄に対するツッコみや須藤の動物に対する態度、あと薄をまるで自分の子どものように世話をしようと(と言いながら物語が進みにつれて世話をしているけど)している姿とか。ああいうのって何だかほっこりするし、それを気にしない薄の態度も面白い。基本この2人はデコボココンビなんだけど、愛嬌があって良いよねって思いました。
それに、薄の観察力や推理力にも驚いた。普通なら「え? そんなところにも気づく?」的なこともあったし(後の話もそう)、基本彼女が謎を解いていくスタイルも良い。
(ただ動物になると話が脱線するのはやや難点……いや、結構な難点か)
第2話
ペンギンの話。ペンギン好きなので「かわいいかわいい……」と思いながら見てました。(いや動物かよ)
とはいえ、此処の話もまた面白かったなって思ってます。コミカルがらみで進みながらも、しっかりと物語の深みも入れていくスタイル、悪くないです。
冒頭からぶっ放していたんだけど、まさか須藤が昔ながらの偏見(ペンギンの)でまさかの冬用ジャンパーを持ってくるなんて……。紙袋で入っていたからわざわざ買ったのかな……。薄から知らされるまで何も知らない須藤、少しだけ可哀想に見えちゃったよ。
後のコミカル要素は特に無し。ただゲラゲラと笑って見てました。
ただ、容疑者周辺の人達を軽く取り調べている時の薄は少し驚いたなぁ。断りもなしに、いきなり人の匂いを嗅ぐなんて……。突拍子ありすぎだなぁって思って見てました。
それに、真犯人を投げようとして苦労している須藤も良かった。あれって素でやってるの? って思いながら表情が必死すぎて笑いこけました。その後は一件落着だし、無事に容疑者候補だった秘書官も希望するところだった動物園の飼育員になれ、今まで世話をしていたペンギンたちとも今まで通りに世話をすることができて、あそこは何だかほっこりとしました。
第3話
ヘビの話。第2話で扱ったペンギンもそうだけど、色々な動物が主役として出てくるなぁって思うよ。ほんと。
普通この話で出てくると、ベターな動物が出てきたりするじゃん? 猫とか、犬とか。そう言ったものはあまり出さず、ベターではない動物を扱って物語を作ろうとしている意気込み、なかなか良いなぁって思う。
(と言いながら……途中から謎解きが半端になっているのは評価できないけど)
ここの話で薄の服装が「コスプレっぽい」描写が出てきて、またもやコミカル要素!? って思いました。ってか、コスプレだと普通は思うよ。寸胴スタイルに制服を着たら。それに対する鋭いツッコみ(あれは恐らく渡部さんが身体を張ってやってる)もなかなか味を占めてるし、結構笑った。
第4話
ヤギの話。冒頭で「須藤にも息子がいたんだぁ……」って思ってて、それと同時に「記憶喪失になりながらも息子の存在を無下にしているなんて……」とでも思っていました。まあ、結局息子という名のいきこという呼び名だったらしいけど。(紛らわしいわ!!)
ここの話で特に役に立ったのは、須藤ではなく薄の観察力。彼女の鋭い観察力、そして動物の知識。この2つの知識が合わさった結果、事件が解決するということになった。しかもその事件の真相はまさかの……虐待を隠蔽するためという。クズ中のクズ親が出てきて唖然としました。
でもそこで炸裂したのが須藤のセリフ。あれは結構決まってたなぁ……。
(それに対しての日塔。お前何もしてないやん……)
第5話
サル。そして炸裂するオヤジギャグ。寒すぎです。
それはさておき、動物を使って事件を起こすのは最低すぎる。そんなん、人間がすることかね……。
どんなに憎い人物がいたとしても殺すのは良くないと思うし、事件を起こそうとしても動物を使おうとするなや……。人間の思いついた計画に気づいたサルは犯人に気づかれないよう、自分の餌のところに隠すのは最高でした。うむ。
そんな感じ。その他は平常運転だなって思いながら見てました。
第6話
おう……違った、ヨウムの話。オウムとヨウムは全くの別物だなんて知らなかったです。(素直)
このドラマ見てると動物の知識が増えそうで、何だか頭が良くなりそう(は)
それはさておき、今回もまた人間による復讐劇でした。まあ、それもまた動物によって阻止され無事に事件解決、真犯人は逮捕。めでたしめでたし……。うん。その他として、まさか薄が須藤の記憶喪失に「何となく」気づいていたとは思いもしなかった。何気に人を見てるんだなって、その時思いましたわ……。
それに、当時の事件を思い出すものの、今度は須藤のトラウマが石松になるなんて……びっくり。とは言っても、石松が当然トラウマになることは一応把握はしていたし、確かに自分が撃たれて当時の相棒だった石松が心配になるからね……。そりゃトラウマになっても仕方ないわ。
第7話
ピラニアの話。全話の中で唯一出てくる熱帯魚。
此処の話も面白かったし、特に面白かったのは渡部さんのアドリブ。ピラニアが入ってる水槽に(ガチで)長谷川さんの指を入れてるの、誰も予想つかんよ。その行動に長谷川さんは笑いながら怒ってるし、後ろにいた清原さんにふりを振ってるし。何この現場、楽しそう(小並感)
で、話の内容としては、前の話と同様にして人間による計画殺人。だけどそれは起こるはずもない、自分勝手な犯罪として物語の幕がおりたって感じ。今までと同じですね。
第8話
フクロウの話。
終盤が特に面白かった。愛していたフクロウを自分の利益だけに殺そうとしていた犯人に対し、マジギレをする須藤さん。あそこは感動したし、かっこよかったです。初回の話とは思えない行動でした。
第9話
前半はハリネズミ、後半は蜂の話。前後半って感じで第9話は進んだけど、ここでも警視庁いきもの係ワールドが全開でしたよ。
前半はハリネズミだけど、ここはほぼほぼ役者によるコミカルが多めってことで良いのかな。特に渡部さんのコミカルが多かった気がする(笑)
(例……「とう↓あんようし」、消火器のせいで顔が真っ白になる)
それに負けずと橋本さんの演技も面白かったし、「おいおい……大物役者の腕を引っ張るな引っ張るな……」と思いながら見てました。あれって素の演技なんですかね。
前半はそんな感じ。結構コミカルな要素が多くて腹が痛かったです。
……ですが、後半はコミカルは少なめでかつ、シリアスな場面が多かった。いつもコミカルなドラマだけど、異質な場面が続くと結構見続けるもんだね。
第10話
第9話の続き。シリアスな場面が描かれるかと思ったけど、平常運転でした。
こちらの話も復讐劇。ミスリーディングも(一応)良かったけど、何だか半端だったからあまり触れません。
庄野は元々養蜂家だったものの、ある5年前の事件で容疑者として警察に引っ張られ長らく拘束。なかなか吐かない庄野に対し、現れたのは別の犯人だったが為に庄野は解放。しかし、彼が拘束されている間台風が来ていた為、彼が飼っていたミツバチたちは全滅。こうして警察への恨みが募り、当時悪霊商法として悪名高かった「ギヤマンの鐘」と組み事件を引き起こすことになったという。
これが事件の動機。なぜ最終話になって如実に動機を語り始めたのは不明だけど、描写してくれたのは偉いです。褒めます。んだけどぉ……所々雑なところもあるから評価を上げることは無理なんだなぁ……。今尾が実はギヤマンの鐘の信者でしたー!!とかさ、明らかにとってつけたような事実だし、雑感を覚えた。
まあそれでも完走できたのは偉いし、ほぼキャラ同士の絡み合いで物語を進めたのは良かったし、おかげでどういう人物なのか分かった。うむ。
まとめ
こんな感じ。大雑把でかつ、文字数少なめだけど気にしないで。
そんな訳で最終的な感想として……「笑いあり涙ありの【凡作】」という感想としておきます。ではまた。