フリーレンよりも早すぎるタイトル回収。今回も面白かった。
まず全体的な感想として、物語の最大の論点である〈黙示録の四騎士〉を語る上ではとても大切な話だなって。その上、適度にコミカル要素も入れているから見やすいし、「そうはならんやろ」というコミカルだから尚更面白かったです。
で、細かいところでまず述べるなら、パーシバルかな。
彼は不思議な力、つまり魔力(英雄型)に目覚める訳ですけど、いきなり自分の強さを見せつけるのではなく、「え? 自分に魔力? どうしよ……まあ、とりあえず使っちゃえ!!」的な感覚でペルガルドにぶつかっていくのは面白かったです。本来、戦いの場面って何かとドキドキしがちだけど、こういうコミカルな要素が間に入ってくると気持ちがほぐれやすいし、ゲラゲラ笑いながら見ることが出来る。
どっかのアニメ(フリーレン)は戦いは戦い、コミカルはコミカルとメリハリよく場面を切り替えていっているけど、こちらの場合はテンポ良く、その上でコミカル要素も成り立たせているのでシナリオ構成が上手。さすがは昔、「カリオストロの城」を大ヒットさせただけあって素晴らしいものです。
それで、今回パーシバルが目覚めたのは英雄型の魔力。ここから先、どういう魔力なのかは話が進むにつれて説明されていくと思うけど、果たしてパーシバルはこの魔力を使いこなせるのか。そして、予言されている〈黙示録の四騎士〉にならないのか。
両者の問題は最終回において解決されると思うけど、後者って難しいよね。パーシバルは〈黙示録の四騎士〉の一人となり、世界を滅ぼす人間として予言されているけど、本人は「世界を滅ぼさない!!」と高らかに宣言しているし。この宣言を元にするなら、彼は〈黙示録の四騎士〉にならないとイコールで宣言しているようなものになる。当然その逆も然り。詰まるところ、彼はどのようにして物語を通して成長するのか。ここがこの話で明らかになった最大の論点であります。
はて、次はキツネ(シン)の話をします。
シンはパーシバルたちが絶体絶命の時に現れて救い、別の場所に飛ばします。んで、その時に語ったのがパーシバルが〈黙示録の四騎士〉の一人であり、世界を滅ぼす人間だという予言。これについては先に述べたのでカットします。
今回のシンの振る舞い方を見て、何か物語の鍵を握っていそうだなって。シンがいきなりパーシバルたちを救い、どこかへ連れて行こうとするところとか、いきなり話し出すところとか、予言を口にするとか……謎多きキツネで、この先どう物語を動かすのかは彼にかかっていると思います。
敵サイドの話をしておくと、ペルガルドとイロンシッド。どうやら彼らは一見仲良さそうに見えて、全然仲良くありませんでした。前から気になっている通り、なぜペルガルドはパーシバルを泳がせるようなことをするんだろうか。パーシバルからしたら敵のはずなのに、どうしてなのでしょう。〈黙示録の四騎士〉を潰すことはアーサー王(アーサーペンドラゴン)の命令だと言われているけど、じゃあなぜ彼は〈黙示録の四騎士〉を潰そうとするのか。
それに、イロンシッドはなぜそこまでして王に忠実なのか。そんなイロンシッドにペルガルドは気に食わない様子で、一度やり合っていましたし……。まあ、後々物語で展開されることでしょうし、どういう風に展開されるか期待しておきます。
まとめ
今回も面白かったです。フリーレンがなければ覇権が確定していたかもしれない。