中野最後の夜 | 気がつくと

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東京ステイを終え故郷高知に戻りました。地味に、普段の気づきをアップしていきます。

中野のマンション滞在最後の夜になる日

 

首相官邸を回り込み衆議院議員会館の向こう側

 

今日もこちらへ

 

前回とは違うMさんと15時にアポ

このミーティングで、Mさんの企画に参加することになる。

東京に来た成果の一つだ。

 

中野に戻り、もう部屋でゴミを出したくないので、夕食は近所で済ませることに。

店の前に美味しそうな天ぷらの写真を貼ってある居酒屋に行ってみた。なんと定休日…

鍋屋横丁の交差点に出て周囲を見渡す。「牡蠣」の文字を発見。

 

この階段を、不安感を抱きながら下りてみる。

 

ここが入り口。右の木戸を開ける。

 

こぢんまりしているが、美味そうな予感。

 

お通し 牡蠣出汁のオイルをつけて野菜スティック

 

生牡蠣3種食べ比べ

 

 

酒は屋守ビックリマーク

東京は東村山の酒で、芳醇旨口の私好みの味わい。これがあるとは、嬉しい誤算。

「おくのかみ」であり「やもり」ではない。青梅の澤乃井と並んで、都内の酒として長く飲んでいる。

 

カキフライ

 

酒は奈良の、みむろ杉 純米吟醸

 

 

牡蠣の燻製・牡蠣オイル漬

 

牡蠣釜飯

 

飛び込みにしては美味しく、酒もよい店だった。

歩いて部屋に戻っていて…

 

ここも気になっていた。最後の夜だし、えいや!で一人飛び込む。

 

老夫婦だけで営むカウンター7席だけの、街の江戸前寿司!

先客は常連らしい男性1人。「お好み」でネタを指定しながら麦酒を飲んでいる。

 

私も「お好み」で握ってもらった。

「コハダ、白身、鮪の赤身」と頼むと、丁寧な仕事で2貫ずつ渡された。

美味い!

 

大将や先客と話していると、小学生2人とお父さんが入ってきた。お母さんの帰りが遅くなるので、子どもに「何食べたい?」と聞くと「お寿司」だったので、暖簾の出ていたこの店に入ってきたとのこと。子どもは「並」でお父さんは「上」を頼んだ。でも食べ盛りの子どもは並寿司で足りず、ネタ追加。結局、中トロやエビを頼むことになり「並」では済まなかった(笑) でもここ、かなりお安い。

君たち、本物の味を、回らない寿司屋で学んだ楽しい夕食だったね。

 

「貝、シメサバ」と頼むと「赤貝でいいですか。サバはなくて、長崎のアジのいいのがあります」ということで握ってもらった。アジはネタが大きく、1貫の握り寿司を半分に切って出てきた。なので4貫に見えるけど、2貫。

このアジが最高!

 

中野の最後の夜は、街の寿司屋の人情に触れ…、は言い過ぎだが、楽しい会話。

中野、いいなあ!