豊能梅の高木酒造と廣松さんの「彩とり鳥」のコラボイベントは盛況に終わった。
さて、二次会へ…、と思ったが皆んな帰っていく。
大丸酒売場のソムリエ山崎さんが「ボブさんとこに行く」と言うので、付いていった。
山崎さんはすたすたとこの階段を上がっていく。
「うん?ボブさんの店じゃないぞ?」
私も上がってみた。
店内に入る。そこは「ボブさん」でなく「ぼくさん」だった…(笑)
私が聞き間違えたのだ。この「ぼくさん」という店は知らないし…。
ここにも土佐酒の日本酒バーがあったのか!
良い酒が揃っていそうだ。
私は文佳人純米吟醸
山崎さんは店のご主人が選ぶ飲み比べセット
酒は何だったか…(笑)
私の2杯目は土佐しらぎく純米吟醸
私と山崎さんは4人掛けテーブルに並んで座っている。カウンター席も隣のテーブル席もいっぱいだ。
後から一人でやってきた客と山崎さんは面識があるようで、私たちのデーブルで相席する。
この男性、商社マンで仕事で高知に来ているという。ご自宅は神奈川県港北区…。「うん、港北区?、私は娘が港北区にいました。日吉で…」と言うと「じゃ、慶大ですね」となり、そこから話しがプライベート部分にまで進んでしまう。
なんとこの男性、私の長女が在籍していた大学のサークルの先輩だと分かる。
慶早立ひとつだ(一橋と津田塾は合同して参加するので「ひとつだ」と呼んでいる)の四大学英語劇大会はレベルが高く、テレビ映画の人気俳優の中には四大英語劇出身者も数人いる。それだけハードなサークルだ。長女は3年生でパートリーダーになっていたが、この男性はサークルOBとして練習や本番の応援に行っており、そのとき長女を見ている?ということだ。
また、私も立教時代にキャンパスで立教の英語サークルが夏休みに大道具を造っているところを応援したこともあり、慶應の大道具を担当したこの方と、大道具の苦労話しに花が咲く。
酒を飲みに行くと、こんな偶然があるのだ。(笑)
その男性と連絡先を交換して、乾杯!
3杯目は豊能梅大吟醸しずく酒 R3BY!
吟の夢を40%精米 日本酒度±0
長女の先輩と会話が弾み、高知の日本酒の実力を知ってもらうには、この1本だろうと選んだ。
日付が変わり、店主から「もう帰ってくれ」と言われたかどうか、で店を出た。
店は中央公園に面している。中央公園も静かになっている。
帯屋町アーケード街は、あれ、まだ照明が点いている。23時で真っ暗になっていたような記憶だが、24時を過ぎても明るいとは、どういうことだ?
東京と違い、終電を気にしなくていい。(笑)
池袋駅の改札ダッシュが懐かしい。
よぼよぼと、転ばぬように時間をかけて歩いて帰ろう。