節分の日…バイカオウレン | 気がつくと

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東京ステイを終え故郷高知に戻りました。地味に、普段の気づきをアップしていきます。

しばらくブログを更新していなかった。

ネタのない日々であったことと、風邪の症状が長く続いていることが理由となる。

 

最初に喉に違和感が出て、咳をするようになった。喉は痛みというより強いイガイガ感。

その前から血圧が上がっていたので、掛かり付け医で血圧と喉を診てもらった。しかし投薬すらなく、自分で市販のトラネキサム酸を飲み続けた。喉の炎症は鼻に広がり、鼻水鼻詰まりがひどくなった。咳と鼻詰まりで夜も眠れず、目の奥まで炎症による痛みが広がった。しかし、発熱はなかった。

この風邪?が家内に移り、39度を超える発熱と倦怠感で寝込んでしまった。病院で検査をしたがインフルエンザもコロナも陰性。平熱に下がるまで3日かかった。検査は翌日も行ったが、陰性だった。

 

10日経ったが、私はまだ喉の違和感と咳が続いている。家内は倦怠感が抜けない。

風邪のウイルスは200種類を超えるという。やっかいな風邪だ。

 

なので2週間ほど、酒を飲んでいない。

節分の日、仕事から帰り、さすがに少し飲みたい。

 

高木酒造を訪ねて直接購入した土佐金蔵特別純米生酒を開ける。

原料米は高知県開発酒造好適米の土佐麗100%。

 

はりまや橋近くの「寿司柳」で買ってきた恵方巻

赤穂産生牡蠣は1人で1ダース食べてしまった。ぷっくりと育った牡蠣はこれからが最高に旨い。

酒はこれで一合。これで止めておく。…つもりだったが、少し注ぎ足した。(笑)

それでも一合半で、それ以上は控えた。こういうときの酒は、美味い!

 

 

さて、翌日、オープンしたばかりの佐川町道の駅に寄ってみた。

 

日高村から佐川町に入る峠の手前、何もなかった所に道の駅がオープンした。

 

コンパクトサイズの売場には佐川町だけでなく、周辺町村の特産品が並ぶ。

 

日本酒コーナー

偶然だが司牡丹酒造の竹村社長をお見かけした。

 

昭和の時代に「花の友」で高知一の売り上げを誇った高知酒造。現在は「瀧嵐」を主に醸造している。

 

お隣土佐市の亀泉酒造。昨年11月に酒蔵見学と大試飲会を体験した。

 

同じく土佐市に酒造工場を持つ酔鯨酒造

 

そして、佐川と言えばこれ、「司牡丹」だ。朝ドラ「らんまん」でお馴染みになった方もいらっしゃるだろう。

 

司牡丹のこの酒を見て、「吟醸マチス」という酒を思い出した。

社会人になった頃、日本酒は宴席で「酔う」ためだけのアイテムだった。二級酒であろうが特級酒であろうが、美味いと思ったことはない。酒は「こんなもん」と思っていた。あるとき友人が、花見だったと思うが司牡丹吟醸マチスという四合瓶を持ってきた。このとき、日本酒にも美味いものがあると初めてしった。量産を目的とせずきちんと作った酒は、原料米の香りと味がする。ここから石川県の天狗舞や菊姫を取り寄せて、日本酒にハマっていった。

 

司牡丹あまざけソフトクリームとあらば、オーダーするしかない。

 

うーん、もうちょっと、酒の風味が欲しい(笑)

 

地物野菜や果実

 

今は土佐文旦

 

仁淀川の鮎を使ったパエリアセットなんて、いかが!

 

カウンターに、バイカオウレンの鉢を発見!

 

これが朝ドラで知られたバイカオウレンの花。

 

隣の建物はおもちゃ美術館。小さいな子ども連れには人気だが、私ら夫婦には関係ない。

 

佐川の町から南に下れば須崎市に出て、大正市場のある中土佐町にも、亀泉酒造がある土佐市にも出ることができる。山を下る道路は改修が進み、快適になっている。

佐川町から県道53号で土佐市に直接下りることもできる。初めてその道を走ってみた。対向車両か来ればすれ違うことも出来ない旧態依然の山道だった。その山道をなんとか下ると、酔鯨の工場に出た。

ああ、ここに出るのか。でも、東京から友人が来ても、このルートを使うのは止めよう。(笑)