高知市から東へ車を走らせる。
香美市赤岡町の「豊能梅」高木酒造にやって来た。
仕込み作業で忙しいことは承知している。
しかし今、高木さんに渡したいものがある。
チャイムを鳴らしたが、誰も出てこない。
裏に回っていくと、従業員が忙しそうにしていて、声をかけずに表に戻る。
すると高木酒造五代目の奥様が迎えてくれた。
五代目も顔を出してくれた。六代目は家族で外に出ているという。
六代目の赤ちゃんにプレゼントがあって訪ねてきた。キャラクターのベビー服で、サイズを奥様に確かめてもらった。サイズはピッタリとのことで、安心した。
せっかく来たからには酒を買っていく。
左は特別純米生酒土佐金蔵 深海酵母
右は豊能梅純米吟醸おりがらみ
この2本をいただいていく。
おりがらみは今シーズン5本目だ。
土佐金蔵は原料米が土佐麗
この2本は次週東京から来る友人と飲む候補になる。
高木酒造を出て、さらに東に走る。「土佐しらぎく」を醸す仙頭酒造場に向かっている。
芸西村に入り、村役場の裏の道に入る。分かりにくい場所にある。
道路からこの看板を見つけられるかどうか、だ。
広い敷地を歩いていく。
ここが蔵の入り口。
中に入ると蔵の代表者である仙頭美紀さんが出てきてくれた。お会いするのは久しぶりだ。
今期の酒造りについて簡単に話を聞きながら酒を選ぶ。
しらぎくCEL-24を買い求める。
仕込みをしていない時期の酒蔵見学について相談したが、人手不足で受けられないとのことだった。
試飲して説明をしてもらうことは可能のようで、それでも十分にしらぎくを知ることができそうだ。
仙頭酒造場を後にして、さらに東に進む。
まだ訪ねたことのない有光酒造を探す。
安芸虎を醸す有光酒造は、仙頭酒造場からそう遠くない安芸市の西端にある。
カーナビには表示されるが、有光酒造が、無い!(笑)
車を降りて探すが分からない。近所の人に尋ねて教えてもらった。
ここから入る。
車から、この案内は見つけられないだろう。
中に入ってみたが、人がいない。
仕込みで忙しいはず。蔵の場所を確認しただけで十分だ。
安芸虎の酒瓶が並ぶ。
ここは改めて、夏に酒蔵見学をさせてもらおう。
この日はここまで。
さらに東の「土佐鶴」、「南」はまだまだ遠い。
いただいてしまった豊能梅の梅酒の梅
かじると、酒がジュワッ〜