感動するパフオーマンスには、少なからず外見の影響があります
それは美しいとか、若いとかいうビジュアルもありますが、そのダンス、そのパフオーマンスにマッチしているかという事が特に大切かな、と最近思ったりします
例えばバレエならば天に届かんばかりにジャンプしたり、リフトされたりしますからそれはもう、細く軽く、でも強靱でしなやかな筋肉と広い関節可動域、高い柔軟性が要求されます。
感受性、表現力、ストイックさから生まれる上品な立ち居振る舞い
数あるダンスの中で最も難関で幼少時からのトレーニングが必要なダンスでしょう
又、ジャズダンスもバレエの基礎や 強靱な筋肉、高い柔軟性とともに「キレ」と言われる瞬発力「タメ」等のニュアンス、そして何回転ものターンに必要な軸
ハイヒールでも裸足でも踊れる強く柔軟な足底筋
日々のトレーニングなしでは踊れないダンスでしょう
ストリートダンスと一括りにされているHIPHOPやブレイクダンス等も高い身体能力を要求されるでしょう
一般的に10代の若い頃にはじめる人が多いでしょうから、問題なく踊れるようになると思います
フラメンコ、フラダンス、そしてベリーダンス
これらの踊りは大人になってからはじめる方が多いのは高い柔軟性や瞬発力等をそれほど要求されないからでしょうか?
勿論、プロを目指す場合は他のダンス同様、感受性、表現力、柔軟性、筋力、関節可動域、キレ、タメ、軸、表情、オーラ、その人の世界観等絶対必要ですが
様々なダンスを経験したり、観覧してきて思うのは(経験ないダンスもありますよ~)身体はしっかりと筋肉があって、男女共にメリハリと迫力がある方が観ていてカッコイイと思う気がします
バレエは細いほうが素敵だし、軽くなくてはいけないと思う。
でも、その他のダンスは迫力あるボディの方が良い
特にフラメンコなんて細い腿の男性ダンサーとかカッコ悪いかも~
フラダンスも豊満な感じの方がhappyな南国イメージで綺麗かなぁ
激しいポリネシアンやタヒチアンはくびれたウエストがヤバイよねー
ジャズダンスもしっかりした脚や肩や腕の伸びやかさにウットリですよ
では、ベリーダンスはどうかしら?
グラマラスなボディじゃないとと思われがちですが、ダンスのスタイルのよってはぺっちゃんこのお腹にウネウネと動く肋骨がカッコイイです
自分のボディやスタイルに合わせて自分だけの魅力を出せるのがベリーダンスだと思います
太くても細くても重くても軽くても男でも女でも自分の中の秘めたる部分を輝かせる踊り
私はそう信じています
でも、日々の基礎練習と感受性を高める為に沢山の音楽や芸術にふれることはとっても大事です
努力はしなくちゃダメよ