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OKINAWA LIFE
2023年1月27日~6月28日。
沖縄本島北部の国頭村辺土名
(くにがみそん へんとな)に滞在。
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2023年4月27日
電動自転車で
山越えするのは
めちゃヘビィ★
道の駅「ゆいゆい国頭」で
電動アシスト自転車を借りて、
沖縄本島最北端の集落“奥(おく)”へ!
帰りは、来た道を戻るんじゃなく、
違うルートで!となりました。
↑東海岸の道を南下した後、
山道を突っ切って西海岸に出る!
電動アシスト自転車のバッテリーの残量は
50%もあるし、「なんとかなる!」と
楽観視したルートです。
★★★★★★★★★★★★★
2:30 pm
東海岸を南下!
★★★★★★★★★★★★★
東 海岸は
人が住むエリアが少ない上、
観光スポットと呼べるようなものがないので。。。
交通量が極端に少なく、滅多にクルマが通りません。
そのため、週末になると多くのバイカーが集う、
ツーリングのメッカになっています。
ーーだけど、この日は平日。
クルマも通らなければ、バイクも通らないので、
本当にもう、めちゃくちゃ静か!
ボクは、「ふふふ〜ん」と鼻歌を歌いながら、
ペダルを漕ぎました★
電 動アシスト自転車を停めて
風力発電の巨大風車を眺めていたら。。。
一台のロードバイク(ロードレース用の自転車)が
現れて、ボクの横をシャーーーッと
通り過ぎて行きました。
その瞬間、
思ったんです★
あのロードバイクを追いかけて、追い抜こう!
やり方次第で、電動アシスト自転車でも
ロードバイクを追い抜くことが
できるはずって!
ーーということで、すぐ行動!
上り坂は、電力フルパワーでガンガン!
下り坂は、ノーブレーキでビュンビュン!
この繰り返しで猛走した結果、
数分後にはロードバイクに追いつき、
追い抜きました。
こ の時は、
脳内でアドレナリン的なものが
バンバン分泌されてハイになった状態。
ロードバイクを引き離すことだけに集中し、
後先を考えていませんでした。
ーーでもね、我に帰った時、
ヤバッ!となりました。
バッテリー残量が
20%まで激減!
ここまで減ったら、山越えの途中で
電気がなくなるのは確実です。
もう、こうなったら、
いますぐにでも山道に
入った方がいい!
そう思い。。。予定のルートの
数km手前で山道に入りました。
山 に入って、しばらくは
スマホが稼働していたので、
地図アプリを見ながら前進。
でも、すぐに電波が入らなくなったので、
勘を頼りに走りました。
上り坂、下り坂、上り坂、
下り坂、上り坂……。
アップダウンを繰り返すうちに
バッテリーの残量は10%まで低下。
残りは「本当に困ったとき」のために
取っておこうと思い、下り坂はもちろん、
上り坂でも電気を使うのを止めました。
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上り坂で電気を使わずに
電動アシスト自転車を漕ぐのは。。。
めちゃくちゃ大変。
漕ぐのを止めて、押してみたけど。。。
それはそれで辛い。
ガッと持ち上げて担いでみたけど。。。
車体が重すぎて、長時間担ぐのは無理。
アレコレ試した結果、
押すのが「まだマシ!」となりました。
坂道で電動自転車を
押し続けるなんて
苦行でしかない!!!!!
計画性がなく、勢い任せに行動した結果、
こうなったことを後悔しそうになったけど。。。
強引にプラス変換!
今の状況は
めっちゃ大変で
めっちゃクレイジーだけど
なんか笑える。
そんな考えに行き着いたら、
電動アシスト自転車を押し続けるのも
珍しい経験だという気がしてきて。。。
楽しくなっちゃいました♪
どうかしてる。
あきれるほど、お気楽。
とことんポジティブ。
せっかく山奥にいるんだから、
電動アシスト自転車を押しながら、
山の生き物を観察することに!
\キノボリトカゲ/
↑山奥に潜んでいるトカゲです。
↑いい感じで木の幹に同化!
↑道路に出てきたりも!
\モウセンゴケ/
↑山奥の湿ったところに自生する食虫植物です。
葉にある粘毛から粘液を分泌して虫を捕獲!
4:45 pm
道の駅「ゆいゆ国頭」に
戻ったのは夕方。
レンタサイクルの受付が閉まる
15分前でした。
ギリギリ間に合って良かった♪
↑電動自転車を返却したときの
バッテリー残量は。。。わずか2%。
山奥の道をクネクネ。
この日のトータル走行距離は
約60kmでした★