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水色アゲハ、
アスファルトで
息、絶え絶え。
国道58号線を歩いていたら、
ときどき、<寿命を終えた蝶>が
道上に転がっているのを見かけます。
「死んじゃってる」と思って近づいたら、
「まだ生きている!」ってことも!
Scene-1
路上に絶命間近の
アオスジアゲハがいた!
↑道に横たわっているから、
「死んでる!」と思ったんですが。。。
アレ?動いた?生きていました。
↑このアオスジアゲハは
<弱った姿を他の生き物に見せるのは
危険だ!>と本能レベルで知っているっぽい!
ボクの気配を感じて。。。
とっさに、元気なフリをしたんだと思います。
\元気なフリ/
↑アオスジアゲハはシャキッとなったり、
ヘニャッとなったりを繰り返していました。
この状態は。。。まさに虫の息!
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Scene-2
アオスジアゲハが
もう一頭、現れた!
後から現れた
アオスジアゲハは
めっちゃ元気。
仲間が、攻撃されていると思って
助けにやってきた正義感溢れるタイプなのかも!
死にかけているパートナーの様子を
そっと見守っていたら、ボクが現れて
「お前は部外者だ。あっちへ行け」と
促しにやってきたのかも!
↑道に横たわっていた蝶と後から飛んできた蝶。
2頭がシンクロする姿は、まるで「幽体離脱」。
逝く者が残る者にバトンを渡しているような
神秘的なシーンでした。
↑2頭が寄り添っていたのはほんの数分。
後から来たアオスジアゲハは
すぐ、どこかに行ってしまいました。
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Scene-3
そのアオスジアゲハは
完全に動かなくなった。
↑後から飛んできたアオスジアゲハの姿が
見えなくなって、「あれ?どこに行った?」と
なっているうちに。。。
道に横たわっていたアオスジアゲハが
眠るように臨終。
↑静かに天に召されました。
大空をヒラヒラ舞う蝶は
とてもとても美しい。
でも、命が消える瞬間、
最期の瞬間の蝶も美しい!
その姿は、夕陽が海岸線に沈む時のような
「最期の美しさ」だと思いました。












