\まるで白昼夢/
美しい
蝶の標本を
見てきました★
『蝶 −魅惑の昆虫−』という展示会。
故・鳩山邦夫氏(元文部大臣)により
故・鳩山邦夫氏(元文部大臣)により
採集・飼育され、東京大学総合研究博物館に
寄贈された蝶の標本が飾られていました。
鳩山氏は、長きに渡り、蝶の研究を
鳩山氏は、長きに渡り、蝶の研究を
続けていたんだそう。
★★★★★★★★★★★
小さな展示スペースに、
日本固有種を中心とした
蝶の標本がびっしり!!!!!
ものすごく濃密な空間でした。
★★★★★★★★★★★
ボクは。。。
同じものがズラリと並ぶ景色に弱く、
そういう景色に出会うと、
目が離せなくなってしまうんです。
まったく同じものがクローンのように
並ぶ光景も好きだけど。。。
同じようでいて、ひとつひとつが
微妙に違うものを眺めるのはもっと好き!
そんな、ついつい眺めてしまう
シチュエーションに
“大好きな蝶”が並んでいるのだから。。。
展示スペースに足を踏み入れた途端、
がっしりとココロを掴まれ
ました!!!!!
展示スタイルはシンプル。
過剰にライティングされたり、
余計な説明が入ったり、
必要以上に飾り付けられていないところが
良かったです。
1時間ほど、
眺めていたんですが。。。
その間、展示スペースに
いたのはボクだけ。
たまたま、そういう時間だったんだと思うけど、
展示物を管理する人や監視員はいないし、
他の見学者もいませんでした。
最初は。。。
ひとりで無数の蝶に囲まれている状況に緊張。
「ちょっと怖いな」と身構えました。
気を抜くと、蝶たちに“黄泉の国”に
連れていかれてしまいそうな気がして
ーーだけど、蝶たちがあまりにも美しすぎて
惹き込まれずにはいられなくなった感じ!
緊張感なんて、すぐになくなりました。
★★★★
蝶の世界に
深くトリップ。
蝶のラビリンスに迷いこんだボクは。。。
展示標本を眺めているうちに
だんだんとカラダが軽くなり、
ドロッと、とろけて変体。
展示スペースのドアを出たら、
光に向かってふわっと羽ばたく。
そんなことが本当に起こりそうな
気がしていたんですよ。