
2014年12月24日~30日
ボルネオ島をひとり旅♪
12/27の昼、
ランビル・ヒルズ国立公園。
ジャングルの
散策のあと、
思わぬ事態に!
3:00 pm
小さな博物館を見学。






↑ランビル・ヒルズ国立公園の入口には
資料室のような小さな博物館があって、
ジャングルに生息する昆虫の標本や
動物の剥製が展示されていました★
ボク&ガイドのユディ以外に
入場者がいなかったので、ゆっくりと
見学できる状況でしたが。。。10分で退散
ボクは標本を眺めるのが好きだけど、
ココの外には生きた虫がウヨウヨ。
そんな環境では、標本を眺めるより、
生きた虫を眺める方がいい!
ーーと思ったからです。
3:10 am
腹ペコなので。。。
博物館の横の食堂へGO!


\ネコが寝てる!/


↑食堂の入口で、クロネコがダラーン。
ひぃぃぃ。
食堂、お休みぃ!?


↑がらんとした食堂に
スタッフらしき二人のおばさんがいたので。。。
「オープンしてますか?」と尋ねたら、
「年末年始は、ジャングルに来る人が少ないから
休みだよ」と言われてしまいました。
「だよね〜」な結果です
ーーおばさんたちが食べていた
茹トウモロコシが美味しそうなので、
甘えん坊モードで
<お腹減ったアピール>をしたら、
ちょっと分けてくれました。
ボルネオの人ってやさしい♪
\ネコが来た!/



↑クロネコがムクッと立ち上がり、ゆっくり接近。
すご〜く可愛かったので、喉をグリグリしました。
3:30 pm
クルマで移動。
小さな食堂で遅いランチ!



↑ジャングルから10分ほど離れたところにある
<現地の人たち御用達>の食堂に入って
ユディ&ドライバーといっしょにランチ。
ジャガイモ入りの焼きそばに
「辛い調味料」をいっぱいかけたら、
めちゃくちゃ美味しかったです。
大好きな「激甘の練乳コーヒー」も♪

食事をしているうちに
目がヒリヒリ!
最初は「辛い調味料が、目に入ったかな?」と
それほど気にしていませんでした。
ーーけれど、食事を終えるころには
痛みがひどくなっていたので、ユディに
「今夜はゆっくりするよ」と言って
ホテルに直行してもらいました。
4:40 pm
ホテルにチェックイン。
ユディ&ドライバーに
「また明日!」と言って別れ、急いで部屋へ!
ますます目の痛みがひどくなってきたけど。。。
日本から持ってきた目薬をさして、
しばらく寝れば治ると思い、1時間ほど横に!
でも、ぜんぜん良くならず、


↑特に左目がヤバイ状態
6:00 pm
ホテルで
ビュッフェディナー


↑なにがあろうと、
食べられるときに食べておかなきゃね。
ランチから2時間半しか経っていないけど
けっこう食べます

このときのボクは、
まだ、事態を重く捉えていなくて、
「食べりゃ治るかも?」と思っていました。
でも、そんなことで治るはずもなく、
目の痛みは、ひどくなる一方。
6:30 pm
さすがにヤバイ!と思い、
成田空港で加入した
海外旅行保険の
コールセンターに電話!
状況を説明し、「急いで病院を探して欲しい」と
伝えたけど、随分待たされた挙句、
要領を得ないやりとりが続くことに!
そうしている間も目の痛みが激しくなるし、
遅い時間になると病院が閉まるかもしれない。
ジャングルでヤバイ病気をもらってきたのかも?
高熱を引き起こすかも?
いろんな思いが頭の中を交差し、
一刻も早く対処しなくては!と焦りました。
保険会社の人との
やりとりが進まないので。。。
「もういいです!」と電話を切って
自力で動くことに!!!!!
急いでフロントへ行き、
真っ赤になった目を指差しながら、
「夜もやっている病院へ行きたい!」
「タクシーを手配して欲しい!」とお願いすると、
チェックインしたときに対応してくれた
感じのいいフロントマンが。。。
ボクを気遣いながらもソッコーで手配。
ホテルの前につけていた
年配のタクシードライバーに
ボクの状況をマレーシア語で伝えてくれ、
30km離れたミリの街にある病院へ
急ぐよう指示してくれました!
病院では、英語でやりとりをしましたが、
専門用語が出てきて「?」なときは、
ドクターが、PCをパパッと操作して
日本語の音声に変換してくれたので、
とても分かりやすかったです。
診断結果は。。。「角膜炎」。
ジャングルの奇病とか、
危険な病気じゃなくて
心底ほっとしました!!!!!
※病院への行き帰りは緊急事態だったので
写真を撮っていません
9:30 pm
ホテルに戻って就寝。
↑目薬、塗り薬、飲み薬×2。万が一に備えて、
多めに薬を出してもらいました。
★★★★
ドタバタだった
ボクの緊急事態に
手を貸してくれた人が
たくさん!
ホテルマンもタクシーの運ちゃんも
病院の人たちも、待合室にいた人たちも
みんな、みんな、すごーーーく心配してくれて
すごーーーく親切。ウレシかったなぁ。
ボルネオの人、
みんな大好き♡
後日談
この日は、目の痛みが「角膜炎」だと分かり、
これで旅が続けられる。。。と安心して、
「原因は何だったのか」を考えませんでした。
ーーが、日本に帰国したあと、
冷静になって行動を振り返ったら、
理由がハッキリ! 原因は猫です。
実はボク、「猫アレルギー」。
中学、高校時代は、猫を飼っていて
毎日、いっしょの布団で寝ていました。
それほど、猫が好きなんですが、
大人になって「猫アレルギー」を発症。
猫に触れると、目が痒くなったり、
手がかぶれることがあったけど。。。
なんの症状も出ないときが多かったので、
あまり、気にしていなかったんです。
<ボルネオ、目が真っ赤事件>で
大勢の人に迷惑をかけたことを反省して、
それ以来、海外はもちろん、
日本でも猫に触らなくなりました。
喉をグリグリしたい衝動に
襲われても、グッと我慢。
ソーシャルディスタンスを保って
濃厚接触を避けています
↑ボクの人生で最後に触った猫は
ジャングルの食堂にいた
このコです。
猫アレルギーとは。。。
猫のフケ、毛、唾液、おしっこなどに
含まれる物質により、
アレルギー症状が誘発される状態を指します。
「Fel d1(フェル ディ ワン)」という物質で
乾燥すると空気中を浮遊するのですが、
花粉の10分の1くらいのサイズなので、
小さすぎて目で確認することができません。
浮遊した「Fel d1」を吸い込んだり、
触れたりすると、体の免疫系が
有害物質だと認識し、
排除しようとしてアレルギー反応が
起きるメカニズムです。