岡★惚れ!/2627「ラオス旅⑥托鉢(inside)」 | 岡★社長のblog<岡★惚れ!>

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2007年5月にはじめた日記代わりのblog。
ナンダカンダで17年目に突入♪

 

 

コロナ問題が終息に向かい、

再び海外に出られる日が
来ることを願いながら、

旅の記事をアップしています★

 

 

ニコニコ

  2019年5月6日~5月10日 

  ラオスのルアンパバーンへ♪ 

5/7(tue)早朝。

お坊さんたちが

パリコレモデルみたい

無表情な顔で闊歩する

托鉢 を見に

行きました★

 

 

お坊さんたちは

寺ごとに5〜20人

チームを組んで行進♪
先頭に立つのがベテランで、
後ろにいくほど若くなるスタイル。
最後は小さな子どもだったりすることも!

 

↑お坊さんの横を野良犬たちがついていきます。

どの犬もキャンキャン吠えて、テンション高め!

「こんなの日本じゃ、ありえないなぁ〜」、

なんてことを思いつつ、
楽しそうに吠え続ける犬を見ていたら、

コッチまで楽しい気分になりました♪

もしかしたら。。。

最後までついていった野良犬は、

お坊さんにご飯をもらえるのかもね★

 

 

お坊さんのチームにも

アイドルグループみたい

人気格差が生まれます★

ボクのような観光客には
「このチームは人数が多いなぁ」とか、
「若者が多くて、中学野球部っぽい!」など、
パッと見でしかチームの違いを
区別できませんが。。。

毎日のように托鉢に参加している現地の人は

先頭を歩くベテランの顔を見るだけで

どのお寺のチームなのかが分かるんだそう。

そして、自分が贔屓にしているチームに

ご飯を多めにあげるんだって!

その結果、人気のお寺とそうじゃないお寺では、

受け取る供物の量に大きな差が出るんだとか!


でも大丈夫。
托鉢が終わったら、

参加したお坊さんたちが全員集合。
供物をひとつにまとめたあと、
人数割りして均等に分けるから、

一応、「人間、みな平等」に♪

 

さらに!!!!!

托鉢でGETしたご飯を

お坊さんたちが食べたあと、

余ったご飯は、貧しい家庭に分け与えるんだそう。

このシステムが、長く続いているおかげで、

ラオスには、物乞いする人が
ほとんどいないんだって!
 

 


貧しい家の子も裕福な家の子も

み〜んなお坊さんに!!!!!

貧しい家の男の子が、

「ご飯を食べるために!」とか
「教育をうけるために!」という理由で
10才になったら出家する

ケースが多いらしいけど。。。

ラオスの男子には

一度(最低3ヶ月)は

仏門に入らなくてはならない

という義務があるため、
「坊主頭になるなんてイヤだ!」と

駄々をこねてもダメ!

どんな子も仏門に入る日が

必ずやって来ます。

 

 

どのお寺に入りたいか
本人が希望を出せるらしいけど、
希望が叶うかどうかは
結局、お金……。

有名だったり、設備が整っていたりで

人気があるお寺は常に定員オーバー気味。
希望者全員を受け入れられないから、
選別しなくてはならない状況。

そうなったときの判断基準は
お布施(賄賂的な意味も!)の額です。

だから!!!!!

人気のお寺には、お金持ちの子が集まり、
そうじゃないお寺には、
貧乏な家の子が

集まるという、分かりやすい構図が!

 

 

結局のところ、

「人間、みな平等」は理想論。

若いお坊さんは、自分が置かれた状況を見て

「平等、ありえねぇ!」となり、

世の無情を受け入れざるをえなくなる。。。

という流れです。

 

 

★★★★

早いうちに

物事には裏と表があるという

現実を受け入れ、

世の中を上手に渡っていく術を

身につける!!!!!

ソレってすごく重要なことだと、

ボクは思います。

そういう意味で、

ラオス男子の出家システムは

素晴らしいと感じました。

日本でもやればいいのにね!

無理だけど。

 ラオス旅の話、つづく!