今はシルバーウィークですが、
ゴールデンウィークのときに行った
「お遍路さん」の話を
4ヶ月ぶりに再開!!!!!
※5月31日の記事で、お遍路初日の話が終わり、
「つづく」としたままになっていたので、
自分自身でこのblogを見直したとき、
中途半端っていうか、
消化不良な感じがして気になってました。
★「お遍路さん」2日目
5月3日(日)。
行き当たりばったりではじめた「歩き遍路」です。
初日は、分からないコトだらけで、
いろいろ確認するコトも多く、
スムーズにお寺を巡れませんでしたが、
2日目は快調でした♪
第6番礼所
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安楽寺(あんらくじ)
第7番礼所
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十楽寺(じゅうらくじ)
「安楽寺」と「十楽寺」は、
徒歩15分の近距離にあります。
門構えが似ているふたつのお寺ですが、
お寺の人の「お遍路さん」への対応が
ぜーーんぜん違いました!!!!
「安楽寺」はとても
親切だったのに、
「十楽寺」はザツ!
こんな風に比べてしまうのは、
ボクの修行が足りないせいかもしれないけど、
「十楽寺」の人の対応には、
本当にがっかりさせられました。
各お寺では巡拝の最後に、
「納経所(のうきょうじょ)」に行って
納経帖に墨書と御朱印をもらいます。
納経帖は丁寧に扱うべきものだと思うのですが、
このお寺の人は、御朱印を押したあと、
納経帖をボーンと叩き付けるようにして
投げ渡してきたんです!
過剰なサービスを求めている
ワケじゃありませんが、
この態度は“あんまり”だと思いました。
唖然としながら、あとの人への対応を
見ていたのですが同じコトをしていました……。
前夜泊まった宿のご主人が
「お遍路さんをビジネスと割り切っている
お寺もある!」と言っていたのを思い出し、
「こういうコトか!」と実感した瞬間でした。
※「十楽寺」が今もザツな対応を
しているかどうかは?です。
改善してくれているコトを祈るばかり……。
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「お遍路さん」豆知識1/お遍路さんとは?
四国四県に股がる、
「弘法大師(こうぼうだいし)」ゆかりの
八十八カ所の札所、
「四国八十八カ所」を巡るコトを遍路と言い、
地元の人々は巡拝者を「お遍路さん」と呼ぶ。
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「お遍路さん」豆知識2/いつ始まった?
江戸時代初期に
「四国遍路」という言葉と概念が成立。
この頃には僧侶だけでなく民衆が
遍歴しはじめるコトに!
17世紀には真念という僧によって、
『四国遍路道指南』という
今で言うガイドブックが書かれている。
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「お遍路さん」豆知識3/歩き遍路って?
バスやオートバイ、自転車などを使うコトなく、
自分の足だけで八十八カ所を歩いて
回る巡拝者のコトを「歩き遍路」と言う。
一説によると、「お遍路さん」をする人は
年間約30万人と言われているが、
そのうち「歩き遍路」をする人の数は約5,000人。
実に、60人に1人しか、
「歩く人」がいないのが現状。
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つづく