成分濃度ではステロイド外用剤の強さはわからない | 皮膚科系薬剤師が教える保湿剤の上手な使い方・選び方

皮膚科系薬剤師が教える保湿剤の上手な使い方・選び方

薬剤師になって10年。皮膚科の近くの薬局に勤めていますが患者さんとお話していてなかなか保湿剤について知識が足りないなと思うことが多いです。私も勉強の途中ですが今ある知識の中からみなさまのお役にたてればなと思います。

調剤薬局ではさまざまな患者さんが来局されます。


ステロイド外用剤に関してお話していると


薬剤師や医師が当たり前と思っていることも


患者さんからすれば理解していないことが多々あるようです。


よくある(?)患者さんの勘違いについて書いていこうと思います。




医療用の医薬品には %(パーセント) がほとんどの製品でついています。

その % をみて % の大きいほうが強い薬だと勘違いする例も多々見かけます。


例えば


ロコイド軟膏0.1%(ミディアムクラス)とデルモベート軟膏0.05%(ストロンゲスト)


では有効成分はデルモベート軟膏のほうが半分の濃度ですが


はるかにデルモベート軟膏のほうが強い臨床効果を示します。


%だけをみて強さの判断はしないようにしましょう。





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