いつも売上高は増えてますとか純利益が増えてますとか書いてますが
たまには経営状態の危ない会社を取り上げてみます。
2008年4月~2009年3月分です。
売上高 2兆3019億 → 2兆2304億 → 1兆9511億
経常利益 205億 → 698億 → △821億
純利益 △162億 → 169億 → △631億
航空運送事業、航空運送関連事業、旅行企画販売、カードリース事業を営んでいました。
子会社には日本航空インターナショナルがあります。
この会社が今の日本航空と呼ばれている会社の事になります。
部門別売上高
国際旅客 7035億
国際貨物 1521億
国際郵便 85億
国内旅客 6665億
国内貨物 347億
国内郵便 43億
航空運送関連事業 2123億
旅行企画 3203億
カードリース事業661億
ほとんどの数字が少しずつ下がっていってます。
筆頭株主はおなじみ日本トラスティサービス信託銀行。
あと銀行が何社か。東急とかも名を連ねています。
連結貸借対照表では面白いものが一つ
航空機勘定、もちろん保有する航空機の価値を表しています。
7235億
莫大な金額です。
事業収益 2兆2304億 → 1兆9511億
事業費 1兆7669億 → 1兆6878億
売上総利益 4534億 → 2632億
売上総利益率 20.3% → 13.4%
売上総利益率が異常なほどに下がっています。
売上3000億減に対して事業費は、800億しか減ってません。
人が乗ってなくても航空機を飛ばさなくてはいけないためですね。
販売管理費 3634億 → 3141億
営業利益 900億 →△508億
営業利益段階で赤字となってしまいました。
この段階で赤字となってる企業は本当に回復させるのが難しいです。
経常利益 698億 → △821億
税引き前当期純利益 298億 →△590億
莫大な固定費が赤字の原因ってところでしょうか。
航空会社なら仕方がないって思います。
ちょうどリーマンショックのころの話ですね。
結局会社の努力だけではなく景気などの動向の影響を大きく受けるのが
怖いところですね。
次回もお楽しみに!!