全国で約780校の四年制大学をあいうえお順に並べると、最初が「あいこくがくえん(愛国学園)大学」、最後が「わようじょし(和洋女子)大学」になる。奇しくもともに千葉県内の女子大学だ。
あ~わの間の大学を独断と偏見で6校選んで、その女子大学を散策してみた。
約80校の四年制女子大学のうち、国立2校(お茶の水女子大学、奈良女子大学)と県立2校(福岡女子大学、群馬県立女子大学)は「国立県立女子大学4校」で紹介済み。
私立大学は「全国S女子大学6校」として頭文字がSの女子大学の一部を紹介した。
JR「四街道」駅から10分程で愛国学園大学に着く。幅広い道は平坦で、人も車も少なく安心して歩ける。
この日は学園祭とオープンキャンパスの日。校舎に入るとインドからの女子留学生が受付をしていて、名前を書き、スリッパを履いて靴を手にして校舎内を歩く。受付以外にも留学生が多くいて、スリランカからの2人の留学生とちょっと言葉を交わした。
日本語が堪能な彼女たちの母国を「スリランカ」と聴いてすぐに、インド洋に浮かぶ島国が思い浮かんだが、すぐには旧国名の「セイロン」と結び付かずに、貴国のことを少しは知ってるよとアピールできなかった。
2人の写真を撮り、校舎の外を散歩して、正門や銀杏並木の写真に収めた。正門から真直ぐ続く銀杏並木は見事に黄葉し、よく手入れされた植込みに黄葉が舞う様子は圧巻だった。
半年後の4月末に再度訪れたときは、黄葉が目の覚めるような新緑に変わっていた。どこの学校にもある光景だが、印象に残る2色だった。
正門
構内案内図
手入れされた植込みと黄葉
地味めの学園祭
鮮やかな新緑