スタッフ冬山研修で、、鳥取県の烏ヶ山に登って来ました。

 

昨年12月~2月中旬まで、冬山のおいしい期間を、コロナ自粛で広島県から出なかった

ため、ピッケル、アイゼンを使っての登りは、今回初めてとなりました。

 

天候は、風が強く、奥大山休暇村に到着したときも、地吹雪状態で、粉雪が舞って

ました。

さて どこまで登れるだろうか?

 

=== 工事中 ===

帰路、御机地区から、青空の下に、烏ヶ山を望む、頭はガスに覆われたままでした。

 

広島を4:40に出発し、奥大山休暇村に8時に到着。  風が強く 地吹雪状態でした。

駐車場で、山装備を装着して8:30に出発

道路の気温表示は、-5℃

目的の尾根に向け、小さな谷を越えて進む。

膝まで埋まりながら、登って行くと   段々と雪が締まってきました。

傾斜がきつくなる前の安定した箇所で、アイゼンを付けました。

気温も下がり、雪面もガチガチに固まってます。

あー うー  氷の世界     マイナス10℃以下

この尾根のピークまで、あと少し  登りきると

ここから、ナイフリッジの尾根となる。

右側は、切れ落ちてて 落ちる訳にはいかない。。。

尾根のピークをつなぎながら、上に進む

大きく張り出た雪庇の中央を慎重に進む。  寄り過ぎたら   ヤバいです(・_・;)

風が強くなってきた!!  バランスを崩さぬようピッケルを刺しながら慎重に

分岐手前の、急峻な斜面では、ロープを出しました。

※25mロープでは少し足りず、コンテ(同時登攀)で支点が取れるところまで登った。

烏ヶ山の前峰の岩峰が見える。     この先からが核心部なのだが。。。

分岐道標 1410m      残り 標高差 38m        

ここまで全員登って来たのだが  ここで12時  タイムリミットとした。

ここから岩稜地帯となるのだが、風が強くバランスを崩すと危険なため、撤退とした。 

道標を支点として、懸垂下降で下り、来たルートを戻る。  

左斜面の黒い個所は、中が空洞となってて、すぐにでも崩れそうでヤバい状態でした。

上るより、下るほうが 怖い

もう少し下れば、危険個所を通過できます。

安定した広いピークで、通過してきた、ナイフリッジの危険ヵ所を見返す メンバー

ここからは、広々とした斜面の下りとなります。  ここまで下れば大丈夫

どんどん下ると、なだらかな雪面となっていく    1230mピーク付近

ブナの根明けを利用して、ビバーグしてる風の、メンバー(笑)

青空も出てきたぞ  明るい雪原を下る。

15:30  奥大山休暇村の駐車場に戻る。

下山してから、青空が広がって来た。

帰りに、車の中から振り向くと、青空が広がり、山々も綺麗に見えてきていた。

左は、大山 右は、ガスを被ったままの 烏ヶ山

凛と聳えた、大山の南壁の雄姿が見れただけでも、儲けもの   また来るぞ!!

奥大山休暇村で購入した カミさんヘの献上品  大山ですからネ (笑)