山仲間と、残雪期の八ヶ岳を歩いてきました。

26日の夜、広島を出発し諏訪ICまで、8時間の移動の後

美濃戸口駐車場まで移動。

27日は、朝から雨模様で天気は悪い さて どうなることやら 結局 テントで停滞

28日は、天候に恵まれ、本番トライ  神様に感謝の一日となりました。(^_^)v

29日は美濃戸口に下山し、広島まで戻る。 ~20:00

 

2016年09月17日 南八ヶ岳 https://ameblo.jp/skb1202/entry-12206218787.html

2016年09月18日 北八ヶ岳 https://ameblo.jp/skb1202/entry-12206790653.html

28日 富士山と環水平アーク  とても神秘的な景色の中を歩きました。

環水平アーク:上空の薄雲を構成する氷の粒の中を太陽光が通過するときに屈折し、曲げられた光が一部で強く見えたり、光の波長の違いで屈折率が違うため色が分かれて見える。

八ヶ岳ルート図   行者小屋→赤岳鉱泉→硫黄岳→横岳→赤岳→行者小屋

27日 7:50 美濃戸口    濃い霧

八ヶ岳山荘前にて 地元テレビ局、新聞社の取材を受ける。  GW初日だからかな

 

12:40 行者小屋にて テント設営  天候が悪い為か、 テントの数も4張り程

天気がよければ、阿弥陀岳に登る予定でしたが、気圧低下で吹雪の様相 テントの中で

おとなしく過ごすことに。 夜通し走って来たので寝不足 夕方まで爆睡の巻でした。(;^_^A

28日 4:00 起床  朝食の雑炊を作る。 昨夜は吹雪いてたが 外の様子が気になる。

5:30 外は良く晴れて、大同心、小同心も良く見える。  硫黄岳に向けて出発

赤岳鉱泉を経由して、樹林帯を登ってゆく。

赤岩の頭への斜面、朝は雪が締まってて、アイゼンがよく効き,軽快に高度を上げて行く。 

赤岩の頭 2656m 8:06 360度の眺めが広がる。 中央、北アルプスの山々が見渡せる 

硫黄岳 2790m  8:33

硫黄岳山荘  この縦走路には営業小屋が多いので、助かります。  8:57

富士山が見えると、なんとも嬉しい。  梯子場が続き、気が抜けません。

横岳 2829m  10:17

あれっ  虹色の帯が見えてきた!!   なんなんだ これは?

気温があがり、雪が緩んできたので、滑りやすい。  慎重に雪の急斜面を下る。

地蔵尾根分岐 11:56

赤岳展望荘  1202~12:28   小休憩

赤岳頂上山荘 13:08 

赤岳山頂  2899m 13:12~13:28  

阿弥陀岳までピストンも考えたが、結構バテバテ状態でもあり、今の調子では、

テン場に17時までに戻れそうにない為、下山することにした。 

事故予防  無理は禁物 明るいうちに下山すること。

阿弥陀岳を見ながら、文三郎尾根を下る。

行者小屋テン場に戻る。  14:45

下山後のコーヒーは  美味し

 

串田孫一の「山のパンセ」の一節に

山歩きというものは、少年時代の遠足のようなものであることが望ましい。

一日に三つや四つの驚きが待ち構え、その出会いが悦びにかわり、歌となって暫く持続するような、そういうものであれば、満足しなければならない。

 

まさに そんな一日でした。