SOUL IN THE RING CLIMAX第12試合 スペシャルメインイベントWKBA世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
緑川創(藤本ジム)
VS
ガムライペット・アヨタヤーファイトジム(泰国)
勝者 緑川創 判定 2-0
48-48
49-48
49-48
1R、お互い様子見の蹴りからスタートとなった、タイトルマッチ。ガムライペットが積極的にハイキックを繰り出していく。
そんなガムライペットの強烈な攻撃をしっかりとガードしながら、前蹴りをいれていく緑川。
後半に入り、お互い強烈なローの応酬! スーペーウェルター級らしい迫力のある攻撃が繰り広げられたものの、決定打はなく1R終了。ジャッジは10-10。
2R、激しい攻防のせいか、ガムライペットのファウルカップが切れるというハプニングがあり試合が一時中断。
試合開始と共に積極的に前にでる緑川。前蹴りでガムライペットを吹き飛ばす。
ハイキックを変わらずに繰り出していくガムライペットだが、緑川はしっかりと見てガード。
ローの撃ち合いから、緑川がガムライペットをロープに押し込んでのパンチラッシュ。負けじとガムライペットが跳び膝蹴り! お互い決定打にはならないものの、会場を沸かせ、さらにパンチの応酬。パンチから強烈なローをいれていく。
2Rもお互い一歩もひかずに、判定は10-10
3R、今までしっかりとガードしてきたガムライペットのハイが緑川をかすめる。そこからは、しっかりと緑川もガードしてパンチをかえしていく。
試合も中盤となり、お互い激しい撃ち合いを見せてくれるものの決定打はなく、緑川はボディからのコンビネーションを狙い、ガムライペットがそれに対処していく形となり、ラウンド終了。
ジャッジは9-10、10-10、10-10。
4R、いよいよ終盤戦。開始直後から派手な撃ち合いを繰り広げ、そこから組み合いにもつれ込む両者。
ガムライペットの蹴りをしっかりと防御し、ボディを中心に的確に攻撃をヒットさせていく緑川。
そんな防御の硬い緑川を崩そうとすきをみては、跳び膝蹴りを繰り出すガムライペットだが、緑川の防御を打ち抜くことはできない。
お互いにローの応酬を繰り広げ、4Rも終了。
5R、疲れが見えてきたのか、組み合いがふえてきている中で、緑川の防御を崩せないいらだちからは、ローブローと、バッティングでガムライペットが減点1を宣告される。
緑川はしっかりと防御して返していくという盤石の構えで、ガムライペットを迎え撃ち、そこからコーナーにおいこんでパンチのコンビネーションで会場を大いに沸かせた。
終盤に入ってからも緑川の勢いはとまらずに、前蹴りでおしこんでパンチをいれるなど、最終的にはガムライペットを圧倒したといったところで最終ラウンドが終了。
判定の結果2-0で緑川がタイトルの防衛に成功した。